2004年８月２日から８月９日まで、エジプト旅行に行ってきました。
| 日本 | エジプト |
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| 久しぶりの出入国スタンプです。 | エジプトは、入国の際、空港でビザを取得します。そのため、収入印紙がパスポートに貼られました。 |
| 2004年 | |||||||||||
| ８月２日（月） 成田 |
メナ・ハウス・オベロイ泊 |
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| ８月３日（火） カイロ |
06:30モーニングコール 07:15朝食 08:00ロビー集合
メナ・ハウス・オベロイ泊 |
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| ８月４日（水） カイロ |
02:30モーニングコール 03:00荷物回収 03:30ホテル出発
エレファンティネ・アスワン・リゾート泊 |
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| ８月５日（木） アスワン |
07:00モーニングコール 07:45荷物回収 08:30ロビー集合
ソネソタ・セントジョージ泊 |
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| ８月６日（金） ルクソール |
05:00モーニングコール 06:00集合
ソネソタ・セントジョージ泊 |
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| ８月７日（土） ルクソール |
04:00モーニングコール 04:45荷物回収 05:30集合
コンラッド・インターナショナル泊 |
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| ８月８日（日） カイロ |
機内泊 |
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| ８月９日（月） |
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★旅行記に出てきたファラオ
★エジプトのお金
★たくさん飛行機に乗りました
★へぇ～「スフィンクスの視線」
| ８月２日（月） |
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| 12:25 | 成田国際空港第２ターミナル集合 | |
| 14:25 | ＭＳ８６５便（成田→カイロ）発 | |
| 22:05 | カイロ着 | |
| メナ・ハウス・オベロイ泊 | ||
| 出国も、ちょっと大変 in 成田空港 ３年ぶりの成田空港。出発前は、相変わらずドキドキする。 ＪＴＢのカウンターに行き、エジプト航空のカウンターでチェックインとして、ツアーの皆さんとご挨拶。 出国カードは、もう提出しないでいいらしい。ガイドブックをみると、ボスニアに行った時点でもなくなっていたが、記憶にない。出国はスムーズだったが、チケットを確認して、飛行機に乗り込む直前に、身体検査があった。オリンピック直前の危機管理だと思うが、係員のお姉さんに触りまくられる。 入国審査事件 in カイロ空港 |
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| メナ・ハウス・オベロイからの景色 ホテルからピラミッドが見える素敵な環境です。 （下中）朝日を受けるクフ王のピラミッド （下右）夕方のクフ王のピラミッド |
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| ８月３日（火） |
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| 午前 | ギザのピラミッド・エリア観光 ・ギザの３大ピラミッド（クフ王のピラミッド内部見学） ・太陽の船博物館 ・スフィンクス観光 |
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| 午後 | メンフィス観光 ・プタハ神殿跡 サッカラ観光 |
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| メナ・ハウス・オベロイ泊 | ||
| ★ギザのピラミッド・エリア 「全世界が時の流れの前に降れ伏すが、時の流れはピラミッドの前に降れ伏す」という言葉を納得してしまう。ピラミッドの周辺だけ、時の流れが止まっている感じがした。 |
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クフ王のピラミッド |
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| カフラー王のピラミッド クフ王の大ピラミッドより少し高い場所にカフラー王のピラミッドをつくったために、クフ王のピラミッドより大きいかの印象を受ける。実際は、136.4ｍで、隣のクフ王のピラミッドより10.2ｍ低く、クフ王のピラミッドが頂部を９ｍ失った後も低い。 |
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| 太陽の船博物館 1954年に、大ピラミッドの南側の41個の大きな敷石の下から発見された、長さ30.8ｍの岩盤をくりぬいた船坑から、全長43ｍの巨大な杉材の船が発見された。その船坑の上に、太陽の船博物館がつくられ、復元された船が展示された。
（右上）太陽の船とまっけん |
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| スフィンクス |  |
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| （右）「夢の碑文」 スフィンクスの胸元に建つ大きな石碑。 前1419年頃、若き王子トトメス（後のトトメス４世）の夢にスフィンクスが現れ、「私を砂塵から救い出してくれたら、王にしてあげよう」と告げた。砂を掘るとスフィンクスが埋もれていた。そして、お告げの通り、王子は王になった。その伝説が記されている。 |
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パピルス屋のおじさん おじさんが持っている草が、パピルスです。皮を剥いて、中身の繊維を叩くなどして、パピルスをつくります。 |
| ★メンフィス いにしえの首都メンフィスは、上下エジプトの統一の象徴である。 プタハ神殿跡の２体残っていたラムセス２世像は、１体はカイロ駅前広場に建っているが、下の写真の巨像は足が折れてしまったために、メンフィスに横たわったままである。太陽が２つあるラムセス２世のカルトゥーシュが至るところに深く刻まれている。 右下の写真は、ラムセス２世の立像の裏で、警官と一緒に撮った写真である。声をかけられ一緒に写真を撮りチップを請求されるというエジプトらしい経験をしてしまった。 |
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★サッカラ ジェセル王のピラミッド ギザやサッカラなど観光地では、物売りの人が少なからずいる。ジェセル王の階段ピラミッドを中心とした葬祭複合体でも、絵葉書を売っている人がたくさんいた。教え子に暑中見舞いを送るので欲しかったが、値段の相場が分からなかったので、相手にしていなかった。「10枚、５ポンド」という人が、一番多かったが、周壁の上にいた人が、「20枚、１ドル」と言うので、買った。１ドル＝６ポンド程度なので、かなりいい買い物をしたと、自己満足。ホテルに帰って、切手を買って、エアメールで出した。無事に届いていたので、よかった。 |
計画では、このあとダハシュールも行く予定でしたが、道路事情により、８月７日に延期されました。
| ８月４日（水） |
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| 着後 | アブシンベル観光 ・アブシンベル大神殿・小神殿 |
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| 夕刻 | アスワン観光 ・ファルーカ（帆掛け船）でナイル川船遊び ・スーク（バザール）通り |
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エレファンティネ・アスワン・リゾート泊 |
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★アブシンベル |
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| アブシンベル大神殿 紀元前1250年頃、ラムセス２世によって建設された。時とともに、神殿は砂に埋もれ、忘れ去られたが、19世紀前半にイタリア人、ジョヴァンニ・ベルツォーニによって発見された。その後、1960年代、アスワンハイダム建設計画で、神殿はナイル川に水没することになってしまったが、ユネスコの救済活動の結果、現在地に移転した。 神殿正面には、高さ21ｍのラムセス２世像が４体並んでいる。 神殿の最も奥にある至聖所には、向かって右から太陽神ラー・ホルアクティ、神格化されたラムセス２世、王の守護神アメン・ラー、宇宙の創造神プタハ神の４体の神像がある。年に２回、２月22日と10月22日に地平線から昇った朝日は至聖所まで一直線に差し込み、神々の像を浮かび上がらせる。 |
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| アブシンベル小神殿 ラムセス２世が第１王妃ネフェルタリのために築いた神殿でハトホル女神に捧げられている。 入り口を中心にネフェルタリの像とラムセス２世の像が交互に立つ。そのため、ラムセス２世像が４体、ネフェルタリ像が２体となり、ネフェルタリのための神殿のはずなのに、ラムセス２世の像の方が多いのは、ラムセス２世の建造物らしい。 |
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予定では、アスワン到着後、アスワンハイダムや石切場を回る予定でしたが、朝早かったのもあり、翌日に延期されました。そのため、昼食を食べてから、アスワンのホテルでゆっくりしてから、夕刻のファルーカやスークを楽しむことができました。
| ファルーカ（帆掛け船）でナイル川船遊び |  |
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アスワンのスーク（バザール）
初めてのバザール体験。ガイドさんによると、値引き交渉は「５分の１」から始めるらしい。ただ、見学するだけのつもりだったのに、ガラベイヤを試着している外人さんがよく似合っていたのが、印象に残ってしまい、欲しくなったので、もう１度そのお店へ。なかなかまけてくれないので、Ｔシャツもつけてもらおうと交渉するが、お店のお兄さんは、店頭に並んでいる灰色のＴシャツを売ってくれずに、どうしても袋に入った新品を売りつけようとする。「どうしても、あれが欲しいんだ」と頼むと、仕方なく見せてくれて、びっくり。ずっと店頭に並んでいたので、ホコリまみれで白だったＴシャツが灰色に色が変わっていたのだった。正直にお店のお兄さんに、感謝。でも、どうしてもまけてくれないので、おまけでスカラベをつけてもらおうと、私が「１個ちょうだい」と言うと、すかさず「ＯＫ」だったので、母親が「じゃあ２個」ともらった。２個でもすぐに「ＯＫ」だったので、もう少し、おまけしてもらえたかな？
結局、集合時間には間に合わず、ガイドさんたちとはちょっと遅れて、ホテルの船で戻った。
| エレファンティネ・アスワン・リゾートからの景色 ナイル川の見える部屋指定がウリでしたが、中州にあるホテルのために、どの部屋からも、ナイル川が見えました。 |
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| ８月５日（木） |
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| 午前 | アスワン観光 ・未完のオベリスクのある石切場 ・アスワンハイダム（ナセル湖） |
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| 午後 | ルクソール観光 ・カルナック神殿 |
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| 夕刻 | ・ルクソール博物館見学 | |
ソネソタ・セントジョージ泊 |
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| ★アスワン 未完のオベリスクのある石切場
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| アスワンハイダム 1964年にソビエト連邦の協力で約3600ｍ、高さ約111ｍのダムが建設された。1972年にはダムによってできたナセル湖の貯水も完了した。しかし、毎年起こっていた洪水がなくなったことにより下流域に養分を含んだ土が運ばれなくなったり、塩害が発生したり、ナセル湖の蒸発によって生じた雲から雨が降り遺跡を削り取ってしまう問題も浮上している。さらに、万が一、ダムが破壊されてしまうと、カイロの町はおよそ３ｍの水の中に浸かってしまうといわれ、ダムは軍事的な機密になっている。 |
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| アスワン空港のそばで、砂漠の砂を拾う |
| ★ルクソール ハト料理 |
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| カルナック神殿 アメン大神殿を中心に、ムート神殿、メンチュ神殿などから形成されている広大な敷地を持つ神殿群 |
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大列柱室は、セティ１世が着工し、息子のラムセス２世によって完成された。原始のパピルスが生える沼を表す柱廊は、巨石柱の林のようである。 |
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・トトメス１世のオベリスクとその娘ハトシェプストのオベリスク（上中の写真） ハトシェプスト女王のオベリスクは、トトメス３世によって壁に囲まれ碑文を見えなくしたが、そのおかげで碑文が創建時代のまま保存され、現在も見ることができる。 ・スカラベの像（左） |
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ルクソール博物館 |
ツタンカーメンの墓 発掘のハトホル神  |
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アラバスター製の ラムセス２世像 |
| アメンヘテプ３世像 | アメンヘテプ４世（イクナートン）像 ちょっと舘ひろしに似ていませんか？ |
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| トトメス３世のレリーフ 日本で開催された四代文明展の際、東京国立博物館のエジプト文明展には、カイロ考古学博物館所蔵のものが展示されたが、このレリーフのみカイロ考古学博物館以外のものであった。 |
射的の名手アメンヘテプ２世 このレリーフは、カルナック神殿の第三塔門の詰め石として発見された。二頭立ての馬車に乗り、弓を引き絞るアメンヘテプ２世の腕前が強調され、その右上には数々の矢が刺さっている。馬車の前には、銅製の的が五本の矢で射抜かれて落ちている。 |
パピルス |
書記の像
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| ソネソタ・セントジョージ （左）テレビの歓迎メッセージ （右）ナイル川対岸に沈む夕日 |
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| ８月６日（金） |
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| １日 | ルクソール西岸観光 ・ハトシェプスト女王葬祭殿 ・王家の谷（ラムセス４世、ラムセス６世、ツタンカーメン、ラムセス１世） ・貴族の墓（ラモーゼの墓） ・メムノンの巨像 |
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| 夜 | ・ルクソール神殿見学 | |
ソネソタ・セントジョージ泊 |
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| ★ルクソール西岸 ハトシェプスト女王葬祭殿 |
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| 王家の谷 王家の谷の入場チケットで、３つの墓の内部に入れるが、ツタンカーメンの墓は、別料金になる。  王家の谷のチケット ツタンカーメンの墓のチケット |
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| ラムセス４世 大きな石棺の下箱と蓋は、ほとんど原型通りに保存され今なお玄室にとどまっている。 |
ラムセスの息子 | ラムセス５世、６世 ラムセス６世が、前王ラムセス５世の墓を横取りして、それを拡張した。大型彩色画とアーチ型の玄室が特徴である。ラムセス６世のミイラは、1898年にアメンヘテプ２世王墓から発見された。墓泥棒によって頭と胴体は斧でズタズタにされていたので、神官たちによって包み直す努力がされていた。1905年の調査によると、少なくとも他の２つの遺体の一部を組み込んで包んであったことが分かった。 |
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大家の谷の解説板です。画像をクリックすると大きくみられます。戻る時は、ブラウザの「戻る」ボタンを使って、戻ってください。 |
| ツタンカーメン 1922年11月４日、理解のあるパトロンのカーナヴォン卿に支援されたハワード・カーターによって、発見された。石棺内の三重棺のうち、一番内部のものは純金であり、外側の２棺は木製で金箔を施されていた。王のミイラは、この豪華な棺の中に、黄金のマスクをかぶって横たわっていた。 |
ラムセス１世 |
| 貴族の墓 ラモーゼの墓の墓を見に行きましたが、違うお墓のチケットをくれました。 ラモーゼは、イクナートン王の下で「町の統治者兼総督」と呼ばれた。王の死後、ラモーゼはテル・エル・アマルナに造営中だった自分の墓を放棄し、テーベに新しい墓を建てなければならなかった。 |
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| メムノンの巨像 アメンヘテプ３世の巨像。はるか昔、北の像（右）は夜明けと夕暮にうめくような音を発していた。朝夕の急激な温度変化が石に何らかの作用を起こしたためであると考えられるが、ローマ皇帝セプティミウス・セウェルス（在位193-211)が修復を行なってから、音は聞こえなくなった。 正面からの巨像の写真は多いので、ガイドさんオススメの左斜め前からの写真を撮ってみました。 |
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| ライトアップされた ルクソール神殿
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| ８月７日（土） | ||
| 午前 | モハメド・アリ・モスク見学 ダハシュール観光 ・屈折ピラミッド ・赤のピラミッド（スネフル王のピラミッド） |
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| 午後 | ハンハリー・バザール散策 | |
| 夜 | ナイル川ディナークルーズ | |
コンラッド・インターナショナル泊 |
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モハメド・アリが、フランスにオベリスク（現在、コンコルド広場に立つ）を贈ったお返しでもらった時計台 |
| ★ダハシュール 軍事基地があるために公開が制限されていたが、1996年から一般公開されるようになった。５基のピラミッドが点在しているが、スネフル王の２つのピラミッド（屈折ピラミッド、赤のピラミッド）が有名。 |
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| 屈折ピラミッド（スネフル王のピラミッド） 傾斜角度が、下部は54.27度であるが、途中から43.22度と緩やかになっている。 （上）屈折ピラミッドの全体写真。 |
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| 赤のピラミッド（スネフル王のピラミッド） 高い位置にある入口まで階段を上り、ピラミッドにはいると今度は長い下り。こんな深くまで、降りてきました（右の写真）。この先に、ひと続きの３つの石室がある。 （下左）どこにいるか、わかりますか？ |
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| 黒いピラミッド（アメンエムハト３世のピラミッド） 崩れてしまって小山のようになってしまっている。 |
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★ハンハリー・バザール散策
| ハンハリー・バザールで、おみやげを探しました。職場の人に配りやすいものと考え、ナツメヤシのお菓子を探したのですが、なかなか見つかりませんでした。ガイドさんお薦めのお菓子屋さんで、ナツメヤシのお菓子があるかどうか聞いてみたくても、エジプト語でも、英語でもナツメヤシを何というのか分からなかったために、「Very very tall tree」とか言いながら、ボディーランゲージで、おじさんに聞いてみました。すると、おじさんは、「Sorry.」と言いながら、「ないよ」って、素振りをしました。仕方がないので、店頭に並んでいたチョコレートっぽい箱入りお菓子を買ってきました。その写真が、右ですが、よく見ると「DATES WITH ALMONDS」って、書いてあります。「DATES」とは、英語でナツメヤシのことで、買ってきたのは、ナツメヤシのお菓子でした。私のインチキ英語が、完全に通じなかった例でした。 |  |
★ナイル川ディナークルーズ
| スーフィー・ダンス（ダルビージュ・ダンス） イスラムの一派「スーフィーズム」の神に近づくためのダンスをステージ化したもの。止まらずにグルグル旋回し続けることで一種のトランス状態になり、無我の境地に達することを目的としているようである。 |
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| ベリーダンス |  |
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| ８月８日（日） |
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| 午前 | 【自由行動】 ギザのピラミッド・エリア観光 |
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| 午後 | エジプト考古学博物館見学 | |
| 18:45 | ＭＳ８６４便（カイロ→成田）発 | |
| ８月９日（月） | ||
| 12:55 | 成田着・解散 | |
| 最終日は、ホテルのチェックアウトまで、自由時間。希望者は、ギザのピラミッド・エリアを再観光できるということで、参加した。結局、ツアー参加者全員が、参加したんだけど…。 そんなに時間がないこともあり、入場せずに、チケット売り場のそばのカフェでジュースを飲んだり、ケンタッキーを見に行ったりして、ゆっくりを時間を過ごした。 ケンタッキーからバスに戻ろうとしたら、なぜか私と母だけが、駐車場の方に入れてくれない。警察官にもダメと言われて、遠回りして行くことに。最後の最後で、時間に遅れてしまい、ツアーの皆さんに迷惑をかけてしまった（特に、この後は、時間が詰まっていたために、早めに行動しようと思っていたのに…）。 ホテルをチェックアウトして、昼食を食べてから、エジプト考古学博物館を見学。これまで、様々な観光地で話に出てきたものが、一同にそろっている。やはりここでのハイライトは、ツタンカーメンの秘宝。キンキラキンでちょっと疲れてしまう。別料金が必要のミイラ室にすごかった。やたら自分のサインをしたがったラムセス２世や王家の谷でお墓を見せてもらったラムセス５世など、話に聞いたファラオが眠っていた。
見学が終わってから、一路空港へ。ここで、これまでずっとお世話になったスルーガイドの関さんともお別れなので、記念撮影（右下）。飛行機に乗り、一路東京へ。
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| アメンエムハト３世 | 中王国 第12王朝 |
在位前1842-1797 中王国の経済成長のピークにあり、ファイユーム地方の農業開発に関心が高まり、ファイユームの地方守護神であるワニ神セベクに献じた大神殿がキマン・ファリスに建立されたのも、この時期である。また、エジプトの採石場とシナイ半島のトルコ石鉱山の開発も行なわれた。 自分のためにピラミッドをダハシュールとハウラに２基造営した。ダハシュールのピラミッドは放棄されたらしく、現在では、崩れてしまい黒いピラミッドと呼ばれている。 |
| アメンヘテプ２世 | 新王国 第18王朝 |
在位前1453-1419 スポーツ好きの若者だったようで、いくつかの彫像がスポーツにいそしむ姿で残された。戦場で名を上げることにも熱心であったが、晩年は平和的な支配で名を上げたようである。 |
| アメンヘテプ３世 | 新王国 第18王朝 |
在位前1386-1349 曾祖父のトトメス３世がシリア、ヌビア、リビアに遠征するなど歴代の帝国拡張政策の成功の結果、平和的な繁栄を楽しんだ。ヌビア産の黄金とアジアの馬・銅・ラピスラズリを取り引きし、ミタンニやバビロニアと政略結婚を行なった。ハプの子アメンヘテプに命じてカルナック神殿の南にルクソール神殿を建設した。ルクソール西岸に残るメムノンの巨像は、彼の像である。アメンヘテプ４世（イクナートン）の父。 |
| アメンヘテプ４世 | 新王国 第18王朝 |
在位前1350-1334 アメンヘテプ４世から「アトンに好ましい」を意味するアクエンアテン（イクナートン）に改名した。神々の王の位置にあったアメン神の神官団が強大な権力を握って王権を脅かすようになり弾圧し、アトン神を奉じて初の一神教の確立をはかり、アマルナに遷都。植民地を失うが、伝統的で形式的なこれまでの芸術を打破して、アトン神を中心にした王や家族の日常生活が好んで描かれたアマルナ芸術を残した。妻は、ネフェルティティ。 |
| カフラー王 | 古王国 第４王国 |
在位前2558-2532 クフ王の第２王子。ギザの第２ピラミッドと大スフィンクスの建設者。 |
| クフ王 | 古王国 第４王国 |
在位前2589-2566 ギザの第１ピラミッドを建設。 |
| ジェセル王 | 古王国 第３王朝 |
在位前2668-2649 南のナイル川の第１急湍のアスワン付近まで版図を拡大し、ここが後にエジプトの正式な南境界となった。サッカラの階段ピラミッドを建築した。 |
| スネフル王 | 古王国 第４王朝 |
在位前2613-2589 第４王朝の創始者。クフ王の父。ダハシュールに屈折ピラミッド、赤のピラミッドの２基のピラミッドをつくる。 |
| セティ１世 | 新王国 第19王朝 |
在位前1291-1278 父ラムセス１世の創始した第19王朝の受け継ぎ、アマルナ時代の不安定を脱して、エジプトの国力を盛り返すため、国内では建設事業を興し、海外の進出も企て、「誕生の再現者」という称号を受けた。 彼の代表的な建築物は、カルナック神殿の大列柱室や、歴代ファラオの公式系図を記したがアマルナ時代のファラオが完全に除外されている「祖先または記録の間」が有名なアビドスのセティ１世の葬祭殿、王家の谷の墳墓中で最も壮麗で最も長く最も深い墓がある。 |
| ツタンカーメン | 新王国 第18王朝 |
在位前1334-1325 アビドス王名表などの正統王名表には、アクエンアテンらと同様に、ツタンカーメンの名も含まれていない。そのため、第18王朝末期の影の薄い存在であったが、1922年に、ほぼ無傷の墓が発見され、華々しく脚光を浴びた。 アクエンアテンのアトン神の一神教から、旧宗教に戻る動きが始まった。王も即位時の「トゥトアンクアテン」から「ツゥトアンクアメン（ツタンカーメン）」に改名した。 |
| トトメス１世 | 新王国 第18王朝 |
在位前1524-1518 アメンヘテプ１世の跡を継いで王位についたが、息子ではなく軍人出身であった。先王治世の最後の数年間を摂政として共同統治を行なったり、先々王イアフメス１世の娘イアフメスと結婚することにより、正統性を得たのであろう。 ヒクソスからの解放戦争から積極的に領土を拡張する政策に変化した。メソポタミア方面に出兵し、ユーフラテス川に達した。ムビア方面でも、第３急湍まで国境を広げている。 |
| トトメス３世 | 新王国 第18王朝 |
在位前1504-1450 ハトシェプスト女王の死後、トトメス３世は自分のものであった王位を継承した。その後、シリア、パレスティナの諸侯をメギッドの戦いで撃破し、永続的な植民地体制の確立に成功した。クレタ、バビロニア、アッシリア、ヒッタイトを朝貢国とし、「古代エジプトのナポレオン」と呼ばれる。 |
| ハトシェプスト | 新王国 第18王朝 |
在位前1498-1483 トトメス２世の王妃であり、異母妹（父はともに、トトメス１世）。トトメス２世が生前に「息子（トトメス３世）を世継ぎとする」と明言していたにもかかわらず、トトメス２世の死後、即位した幼少のトトメス３世の摂政をつとめ、さらに後継者の地位を簒奪した。 たっぷり待たされたトトメス３世によって憎まれ、彼女の多くの肖像や名前は破壊され、王名表からも削除された。 |
| メンカウラー王 | 古王国 第４王国 |
在位前2532-2504 ギザの第３ピラミッドを建設。 |
| ラムセス１世 | 新王国 第19王朝 |
在位前1293－1291 新王国第19王朝を開いた王。第18王朝最後の王ホルエムヘブの宰相にして親しい友で、嗣子のなかったホルエムヘブ王が位を譲ったと考えられる。 |
| ラムセス２世 | 新王国 第19王朝 |
在位前1279-1212 イクナートンが失ったシリア・パレスティナ領をめぐってヒッタイトとカディシュの戦いで激闘し、和平を結んだ。アブシンベル神殿など多くの建築を残し、デルタ東部のペル・ラメセスを都として整備した。 数多くの建造物を残しただけでなく、王像彫刻の遺存例が最も多いが、アメンホテプ３世像の名前を改変したルクソール博物館のラムセス２世像のように、前代の諸王の像の名前を改変したものも多い。このことは、『平凡社 大百科事典』の「ラメセス２世」（尾形禎亮）にも、書かれてしまっています。 |
| ラムセス４世 | 新王国 第20王朝 |
在位前1151-1145 彫像用のよい石を手に入れるために遠征を行なった。 |
| ラムセス５世 | 新王国 第20王朝 |
在位前1145-1141 ラムセス６世の治世２年に埋葬されたとあるが、通例だと新王の即位70日以内に埋葬されるので、疑問が残る。このことから、ラムセス６世の治世中に死んだとも考えられ、２人が共同統治していたか、ラムセス５世が６世に王位を簒奪され幽閉中に死んだかは、謎である。さらに、ラムセス６世に、墓を横取りされている。 |
| ラムセス６世 | 新王国 第20王朝 |
在位前1141-1133 ８年の在位期間に、エジプトの宗主権は衰退し、シナイ半島のトルコ石鉱山は放棄され、東の国境線はパレスチナから東部デルタの端まで後退した。 |
★参考文献
『古代エジプト ファラオ歴代誌』ピーター・クレイトン・著、吉村作治・監修（創元社、1999年）
『角川 世界史辞典』（角川書店、2001年）
古代エジプト史の編年は王の治世年数と天文学的観察記録から算定するが、ほぼ確実なのは第26王朝以降であり、それ以前は研究者間で前２千年紀±50-60年の年代幅があるのが現状である。この表は、『古代エジプト ファラオ歴代誌』の在位年数を参考にした。
・１００エジプトポンド札
・５０エジプトポンド札
・２０エジプトポンド札
・１０エジプトポンド札（新）
・１０エジプトポンド札（旧）
・５エジプトポンド札
・１エジプトポンド札
・５０ピアストル札
・２５ピアストル札
・１０ピアストル札
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１００エジプトポンド札 （上） |
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５０エジプトポンド札 |
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２０エジプトポンド札 （上）モハメド・アリ・モスク。この寺院は、オスマン朝様式の影響で、いくつもの巨大なドームとミナレットがあるなど他のエジプトの寺院には見られない特徴を持っています。 |
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１０エジプトポンド札（新） （上） |
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１０エジプトポンド札（旧） |
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５エジプトポンド札 （上）イブン・トゥルーン・モスクです。トゥールーン朝を開いたアフマド・イブン・トゥルーンによって879年に建てられた。13世紀に一度再建されたが、建設当時の姿を留めたモスクとしては、エジプト最古。 |
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１エジプトポンド札 |
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５０ピアストル札 （上）アズハル・モスクです。970年に創られたファティマ朝最初のモスクです。 |
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２５ピアストル札 （上）アッサイーダ・アイシャ・モスクが描かれています。背景は美しいイスラム模様が描かれています。 |
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１０ピアストル札 |
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NO PRINTING | エジプトの見どころを８日で回るツアーだったために、移動時間短縮のために、飛行機にたくさん乗りました。 |
| 東京（成田）－カイロ | カイロ－アブシンベル | アブシンベル－アスワン | |
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| アスワン－ルクソール | ルクソール－カイロ | カイロ－東京（成田） |
スフィンクスの目線の先には今
ケンタッキーフライドチキン
がある
（トリビアNo.192『トリビアの泉 ～へぇの本～』第Ⅳ章より）
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スフィンクスの目線の先には、ケンタッキーフライドチキンがあった。 |
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ケンタッキーフライドチキン、スフィンクス店前で、記念撮影 |
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店内から、スフィンクスを撮影 |
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店の前から、スフィンクスを撮影 |
| ２日目にギザのピラミッドを見学した時（一番上）と、７日目の自由行動で再度ギザに行った時にケンタッキーフライドチキンに行った時の写真です。 ケンタッキーフライドチキン、スフィンクス店は、11時開店でしたが、10時半にはバスに乗ってホテルに戻らなくてはなりませんでした。しかし、日本人に人気になっているＫ．Ｆ．Ｃだと知っている店長さん（？）は、「ジュースだけなら」とお店を開けてくれ、ジュースを買った私たちに、レシートをくれました。 |
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| Ｋ．Ｆ．Ｃ ＳＰＨＩＮＸ（スフィンクス） のレシート |
★謝辞
添乗員の枝広さん、スルーガイドの関さんをはじめ、一緒のツアーに参加した皆さん。本当にありがとうございました。皆さんのおかげで、楽しい旅行になりました。最後に、今回のツアーに付き合ってくれたお母さん。ツアー選びなどいろいろ任せてしまって、ごめんなさい。楽しかったね。
