1996年９月９日から９月29日まで、ヨーロッパ旅行に行ってきました。そのときの日記をもとに、旅行記をアップしていきます。また、今になって書き足したいことなどもありましたので、「＃」マークで書き込んでいこうと思っています。
| 日本 | イギリス |
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| 今回は、素直に成田で出入国しました。 | ５ヵ国も行ったのに、スタンプは１つです。 |
英国って、どんなとこ？外務省に聞いてみよう。
フランス共和国って、どんなとこ？外務省に聞いてみよう。
ドイツ連邦共和国って、どんなとこ？外務省に聞いてみよう。
スイス連邦って、どんなとこ？外務省に聞いてみよう。
イタリア共和国って、どんなとこ？外務省に聞いてみよう。
バチカン市国って、どんなとこ？外務省に聞いてみよう。
せっかくの初日なのに雨。自分が雨男だと思いたくはないが。
成田空港までは余裕だったけど、ホンコンは完全に外国だ。韓国の方がやはり近かった。
＃ 私が使った飛行機キャセイパスフィックは、香港に本社があるために、
＃ほとんどの飛行機が香港経由になる。
＃そのために、私も成田から出国して、香港で乗換、ロンドンに行かなくてはならなかった。
＃ 成田出発の時間が遅くなり、乗換時間がほとんどなく、
＃ゆっくりする間もなく次の飛行機に乗らなくてはいけないのに、
＃説明が今ひとつわからなかったので、「韓国の方が…」って書くことになりました。
ってなわけで、今、ロンドンへの飛行機の中。こんなに高いとこでこれを書こうとは。
まっ、明日の朝はロンドンだ！
| 現在、私は、YH City of London
８号室にいます。もっとわかりやすくいえば、St.
Paulsの鐘の聞こえるところです。 ＃ ここのＹＨと次のパリのＹＨは ＃日本で予約して行ったために気楽でした。 ホンコン−ロンドン間の飛行機で、俺は完全に英語の自信をなくしてしまいました。スチュアーデスが何を言っているかわからなくて、隣の人に訳してもらいました。で、「英語がだめなのに、よくヨーロッパに行くね」っていわれてしまいました。まっ、２度とも隣は日本人の女の子という運にもめぐまれ、ヒースロー空港へ。 地下鉄にもうまく乗れて、St. Paulsの駅まで着たのにわからない。結局、新聞のおじさんに聞いて到着しました。 ピカデリーサーカスまで歩き、どう行けばよいかわからない私は、市内まわりのバスに乗って、ぐるっと一回り。２階建てバスの上は寒かった。テムズ川ぞいにビック・ベンをみて、ロンドン・ブリッジを渡り、ロンドン塔を見て、バッキンガム宮殿まで、ぐるっと行きました。 そして、ビック・ベンとウエスト・ミンスター寺院を見ようと歩いて行ったけど、迷子になり、時間の都合で見ただけでした。 |
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大英博物館に行く途中、近衛兵の門番の交代を運良く見たけど、そこで運は尽きてしまいました。ピカデリーサーカスから離れられない病のため、結局タクシーを使ってしまいました。
＃ よくテレビで見るような黒いタクシー。ブルジョアになったような気がしました。
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| （左）大英博物館の正面 （中）ロゼッタ・ストーン （右）エジプトの像と記念撮影 |
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| （左）エジプトの像と記念撮影 （右）ギリシャの遺跡 |
大英博物館では、エジプトやギリシアの展示がすごすぎる。よく集めたなって思う。それと、写真がＯＫだから、エジプトの像と記念撮影をした。
＃ 閉館時間が近かったために、
＃入ってすぐ「フェアー イズ ロゼッタ・ストーン？」って聞いて、
＃まずロゼッタ・ストーンを見てからぐるっと見てきました。
その時の日本人の少年も同じＹＨで、仲良くしている。
で、今日の失敗談。よくわからない写真のおやじにぼられてしまった。20ポンドも。ってことは、4000円だよ。ホントに失敗だね。
＃ でも、ぼったおじさんだったのに、きちんと写真は自宅に届きました。
まっ、明日は、St. Paulsと衛兵交代を見て、パリにＧｏ！
ユーロスターでロンドンを出たとたん、お日さまに会えた。ってなことで、今日の報告。
＃ ユーロスターも日本で予約していきました。
＃だから、ダッシュで駅に行っても乗れたんです。
朝食を食べてすぐ、明治大の彼とSt. Paulsへ。ネルソン提督の墓を見てきた。
＃ 教会の地下が墓地になっていました。
＃いろんな有名人の墓がある中で、私にわかったのは、ネルソン提督のだけでした。
それから衛兵の交代。ユーロスターの時間のため最後まで見れなかったのが残念。でも途中まででもかっこよかったよ。昨日の門番の交代もシンプルでよかったけど。そこでゆっくりしてたら、時間がせまって、ウォーターロー駅までダッシュ。アタック・ザック背負ってヨーロッパで走るなんて夢にも思わなかった。
で、今死にそうなくらい疲れている。
＃ バッキンガム宮殿の前から歩いて駅まで行く予定だったが、
＃時間が無く（また迷子にもなったし）、アタック・ザックを背負って走ってしまいました。
＃ スコットランドヤード（ロンドン警視庁）の前も通りましたが、
＃そこの警察官に道を聞いたのに、私の英語が通じませんでした（笑）。
まっ、今日は、まだ何時間もあるから、また書くかもね。
＃ ユーロスターの中で書いていたんです。この日は。
ユーロスターと一緒に
| 昨日は、ＹＨが３人部屋で全員日本人でした。そんで夜、下のバーへ行って飲んで話したりした。早稲田の２文で美術史をやっててルーブルを２日間見た人と、映画の脚本を書く勉強のために来た人で、オレみたいなタイプが一人旅しているのは珍しいって言われ抜いた。まっ、彼らとは今朝別れて今は日本人２人で部屋を占拠している。で、今日の報告。 ＃ この日泊まったＹＨはあえて同国人を同じ部屋にするシステムのようで、 ＃２晩とも日本人と一緒でした。 ＃ 「オレみたいなタイプ」ってどんなところを言うか分からないけど、 ＃彼らには一人旅をするには頼りなく見えたのかな？ ＃ この夜話したネタは、後で笑い話になったが、結構緊迫したものだった。 ＃映画の脚本を書くっていう人が下宿のおばさんから聞いてきたその内容は、 ＃「地震で東京が大変だ」って話。 ＃東京の地震の報道が大きくなっていったのだと思うけど、深刻な話でした。 |
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| エッフェル塔写真集 （左上）エッフェル塔の前で、記念撮影 （右上）凱旋門 （左下）日本は、あっちですよ （右下）セーヌ川 |
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| 凱旋門写真集（？） （左）内部の階段 （右）凱旋門から見たシャンゼリゼ通り |
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まず、エッフェル塔でパリを見てから、凱旋門へ。エッフェル塔がふきっさらしで寒かったけど、ホントにパリを見たってかんじ。凱旋門にも登ってみたけど、凱旋門はパリを見渡したっていうより、パリにいるって実感した。で、シャンゼリゼを通ってルーブルへ。ルーブルのメインは、ニケ、ミロのビーナス、モナリザだけど全部はずれ。ニケやミロのビーナスなんかは、他のや、おとといの大英博物館の方がよかったし、モナリザより、おっきいナポレオンの戴冠式の絵のほうがよかったな。
＃ 凱旋門からルーブルの方を見ると、シャンゼリゼを見渡せて本当にパリらしい景色でした。
＃ ルーブル美術館より、オルセー美術館の方が、日本人好みだって後で聞きました。
＃でも、結局行かなかったけど。
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| ルーブル周辺 （左）コンコルド広場のオベリスク | |
ボン・ヌフを渡って、ソルボンヌへ行ったけど、ノートは手に入らず、トレーナーを買ってきました。
＃ 学大Ｔシャツではないですが、ソルボンヌ印のノートがおみやげにいいって書いてありましたが、
＃手に入らなかったために、トレーナーを買ってきました。
＃でも、おみやげを買い忘れた人にあげて私の分はなくなってしまいました。
で、妹とお母さんのおみやげで、デパートでシャネルの口紅を買いました。店員さんは感じのいい人で一緒に選んでくれました。
＃ おみやげを買っていく彼女さんがいたらなぁ（笑）。
モンマルトルの丘へ行って、似顔絵を描いてもらおうって思っていたのに、夕方遅いためいませんでした。でも、モンマルトルからの景色はきれいだったし、サクレ・クール寺院では、ミサ（？）をやっていて、キリスト教に転んでしまおうかと思ってしまいました。ホントにモンマルトルは穴場かも知れない。
＃ キリスト教の厳粛な空気って感じるところがありますよね。
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| モンマルトルの丘 （左）サクレ・クール寺院 （右）パリの街を背景に | |
『地球の〜』にクリンシー通りは、いかがわしいっていうので見に行ったら、すごい強引な客引きにつかまりかけていたのを、親切なカップルに助けられ、フランス語混じりの英語と日本語混じりのブロークンな英語もどきで話した。キャバレーにさそわれたけど、ことわってしまった。ちょっと後悔。でも君子あやうきに近寄らずだね。
＃ これは、今になっても後悔しています。日本のツアーでも行く「ムーラン・ルージュ」で、
＃自分１人では行かないから、せっかく誘ってもらったのに…。
＃でも、本当は騙される可能性もあるわけで、あの時はBestな選択だったと思う。
明日は、ベルサイユに行く予定。
今、パリ北駅で、ベルリン行きの電車を待っている。で、駅構内のサ店にいる。サ店で日記を書くなんて、パリっぽい。
＃ 知っているかも知れませんが、ロンドンもパリもベルリンも、その都市名だけの駅名は、ありません。
＃パリの場合も、パリ北駅とかパリ東駅とかになっています。
＃ 夜遅くなって怖いので、どこにも行けないのに電車が９時出発でした。
＃だから、ずっとカフェで、コーヒーやジュースを飲みながら、日記を書いたり絵はがきを書いたりしていました。
で、今日は１日中ベルサイユ。北駅も東駅もロッカーがないし、荷物を預かってくれないので、アタック・ザック持って、ベルサイユへ。宮殿の入り口にクロークがあって一安心。
＃ 後でどこかでこの話をしたら、北駅も東駅も荷物預かりがあるって話でした。
＃私が見つけられなかっただけらしい。
一人さみしく見学するのかなって思ったけど、京大医学部の５回生のＳさんが声を掛けてくれて、ずっと一緒に回った。彼は、イタリア、南仏、スペインを友だち２人でまわって、パリが最終地で、今日は別行動なそうだ。
＃ このＳさんのコースは、結構効率的だと思った。
＃暖かくて気持ちのいい時期に南仏やスペインに行くんだから。
で、ベルサイユ宮殿内を回ったのだが、一番印象に残ったのが、ベルサイユ条約の結ばれた鏡の回廊。回廊自体は大したことがないのだが、平和の間と戦争の間のあいだにあるなんて象徴的じゃないかな？
で、その後、２人で庭園をえんえんとお散歩。マリー・アントワネットが遊んだプチ・トレアノンも見てきました。どっかの明治村みたいに、いろんな田舎風のおうちが建っていました。うーん、彼女はこんなところに逃避して、フランス革命の原因を作ったのかと妙に納得。
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ヴェルサイユ写真集 |
それから駅前のマックに行って、自己紹介。そういえば、ロンドンでの明治の彼や、ダルタニアンＹＨの早稲田の彼、脚本の彼、昨日の彼には、名前を聞かなかったね。それも旅の途中のすれちがいってやつかな。
＃ Ｓさんにヨーロッパのマックのメリットを聞く。
＃それは、サラダがあることとトイレがあること。
＃ＹＨとか安上がりの食事をしていると必然的に野菜が足らなくなる。
＃それを防ぐのが、マックのサラダなそうだ。日本のマックには、サラダはないよね。
＃また、公衆トイレも有料のところがあったりするので、無料のマックのトイレは便利らしい。
本当に今日から自由行動。明日は宿すら決まっていない。どきどき、ワクワクの大冒険だー（笑）
＃ 翌日の惨状を知らないから、笑っていられるんだよね。
＃ 前日の日記にも書いてあるように、この日から完全に自由旅行です。
＃帰りの飛行機の便以外何も予約されていません。それなの初日からこんなできごとがありました。
今日から自由行動。昨日の日記では（笑）だったのに、笑えない事態になってしまいました。予定していたＹＨが満室で、ＺＯＯ駅まで戻らなくてはいけなくなってしまいました。
＃ ＹＨって結構町外れにあるんです。だから大きな駅から遠い。
＃後になると駅から電話して確認するっていう技術を習得しますが、この段階ではまだまだでした。
このままでは、泊まるところがなくなってしまうとあせった私は、インフォメーションに行って安宿を紹介してもらいました。それがここAm
Zooです。ＹＨみたいなもので、６人の相部屋です。日本人の人もいて、さっきまでトランプをしていました。ホッと一安心。明日からどうなるのだろう？
＃ ベルリンのインフォメーションのお姉さんは親切でした。
＃宿を探して電話で確認してくれて、地図まで書いてくれましたから。
＃ このAm Zooは、トイレとシャワーが同じところにあり、男女兼用でした。
＃小便をしているときにシャワーのカーテンが開いて、服を着ない女性がでてきたときは驚きました。
＃でも、見られた方が見た私より驚いていませんでしたが…。
＃ トランプをしながら、例の如く旅行の話。東欧を縦断してベルリンに来たとか、
＃ベルリンに留学していて夏休みなので日本人と話しに宿に来てるとか、
＃東南アジアやインドの話とか。まだ出てきたての私は、聞く一方でしたけど
＃（でも、イギリスで走った話はうけたかな？）。
| 昨晩からの報告。予定の夜行とは違う21:01発ベルリン直通の夜行で、コンパートメントが一緒のお姉さんに、水をもらってしまいました。ちょっとした親切がうれしいね。 ＃ 最初はフランクフルトで乗り換える夜行の予定でしたが、 ＃駅員さんに電車の時刻を確認しにいったときに、 ＃こっちの電車だと乗換なしだよって教えてもらいました。 ＃まっ、うまく言葉通じずにクシェット（簡易寝台）ではなく、 ＃コンパートメントになってしまいましたが…。 ＃ 後で知ったことですが、クシェットだと車掌さんがパスポートを ＃預かって国境を越えるとき起こされないですむのですが、 ＃コンパートメントじゃそんなサービスはありませんでした。 ＃たくさん国境（ベルギーとオランダ）を越える夜行だったので、 ＃そのたびに起こされましたが、 ＃寝ぼけている私は検札だと思ってそのたびにユーレイルパスを ＃見せていたのでした。 ＃よくそれで国境を越えられたと思います。 ＃ コンパートメントの中では、日本人だと分かるといろいろと ＃お話ししました。 ＃このまま終点のベルリンに行くっていう話をしていたら、 ＃最後に降りたお姉さんが、寝ていた私にお菓子とお水を ＃置いていってくれました。 ＃とってもうれしかったです。 |
 こんなコンパートメントで、寝ていました。 |
今日は重い荷物を持ったまま、ポツダムへ、サン・スーシー宮殿とポツダム会談の行なわれた城を見てきました。一日で両大戦期を越えるなんてすごいね。
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| ポツダム写真集 （左上）サン・スーシー宮殿 （右）ポツダム会談が開かれたツェツィーリエンホーフ （左下）ポツダム会談が行われた部屋の絵はがき |
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明日はベルリンの壁を見て、マインツへＧＯ！
| 今はマインツのＹＨにいます。ライン川を見ながら書いています。 今日は、ドイツ人の優しさに感謝。昨日の都会のドイツ人は冷たかったけど、今日の田舎のマインツのドイツ人は、みんな親切でした。ＹＨへ行くバスを教えてくれた運転手、ＹＨのバス停だよって教えてくれたおばさんたち、道案内をしてくれたおじさん。英語を分からない人ばっかりだけど、親切な雰囲気で何となく分かってしまう。こんな事を感じられるのが一人旅の良さかな？ |
 ライン川の夕日 |
| ＃ まず来たバスに「これはＹＨに行く？」って聞いたら、 ＃運転手のおじさんが「何番のバスに乗っていけばいいんだよ」って ＃指での数字とドイツ語で説明してくれました。 ＃で、そのバスに乗っていたら、急にまわりのおばさんたちが騒ぎ出して、 ＃何なんだろうって思っていたら、私が降りるバス停だって一生懸命教えてくれていました。 ＃道案内をしてくれたおじさんも、英語が分からないようだったけど、 ＃指でいろいろ指してくれて、私も説明を聞きながら、 ＃日本語で「左に行って、右に曲がって…」と言って、最後に「そう行けばいいんだ」って聞いたら、 ＃「そうだ」ってうなずいてくれました。 ＃こんな言葉が通じなくても、いろいろ話せるんだなって感じました。 |
| 今日の報告。Am Zooで一緒の人と２人でブランデンブルク門を見て、近くの見学館で壁のかけらを買ってきました。で、壁はほとんど跡形もなく、何を見に行ったのだろうと疑問。 ＃ ガイドブックにも書いてあるけど、壁はほとんどなくなって、 ＃グリーンロードになっていました。 ＃朝鮮総督府もそうだけど、私にとっては歴史的遺物でも、 ＃その人たちにとってはイヤな思い出なんでしょうね。 で、ＺＯＯ駅からフランクフルトまで一緒でした。ＩＣＥの席が空いていなくて、扉のとこに座ってずっとダベっていました。彼は明日からロマンチック街道なので、フランクフルト泊。オレは、マインツまで来て泊まっています。 で、今朝、ベルリンから予約を取ろうとしてＴＥＬしたら、ＮＯと言われて、ダメ元でここに来たけど、かなり空いていて、とまれました。今、この部屋には、オレを入れて３人の日本人がいます。どこにいても日本人がいて安心するね！ |
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| 今日は、晴の一言につきるね。ヨーロッパに来てから初めてだね、こんな日は。 っていうことで、今日はライン下り。マインツのＹＨで知り合った人と一緒でした。いろんなお城があって楽しいけど、最後の方はあきたのと、あったかいのとで、寝てしまった。久しぶりにゆっくりした一日だった。 |
 ライン下りの絵はがき |
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ローレライの岩 |
| で、今、Stahleck城のＹＨにいます。死ぬような坂を登ってやっとつきました。景色はバツグンです。 ＃ 日記には書かれていませんが、ライン下りを降りた ＃コブレンツの町でちょっとした事件がありました。 ＃まず、郵便局で両替をしようとＴ／Ｃを出してサインをしました。 ＃そうしたら、シティバンクのＴ／Ｃは取り扱えないとのこと。 ＃仕方がないので、他の銀行で両替してもらおうと思いましたが、 ＃２つともサインのしてあるＴ／Ｃなので、理由を説明して、 ＃パスポート見せて、さらにＴ／Ｃの裏にサインしてと、 ＃疑われた結果、ようやく両替してもらいました。 ＃ また、お城のＹＨだと言うことで、ぜひ泊まってこいと ＃スポンサー（母）からの指令がありましたが、 ＃ちょっとした山の上にお城があるので、 ＃あの大荷物を持って登るのはさすがにきつかったです。 ＃それも裏の山道から登ったので。 ＃本当は表の舗装された道もあります。 うーん、明日はどうしようかな？ |
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今、バーデン・バーデンのＹＨにいます。どうしてここにいるかというと、(1)ロマンチック街道がフュッセンに行く。そこまで一日で行こうと思った。(2)でも、ハイデルベルクを通らないので見に行くついでに、今日そこに泊まろうと思った。が、日本人の観光客の多さにやめた。(3)そういえば、ベルリンで会った人が、バーデン・バーデンという温泉があるよって言っていたのを思い出し、湯船につかるために来た。ってな３つの流れのためにここにいます。
＃ 毎日シャワーで、ゆっくり水に浸かりたいって思っていました。
| 今日の報告。Stahleck城で昨日の彼らと別れ、フランクフルトへ。Touringで、ヨーロッパバスについてきいて、上記の理由でハイデルベルクへ。日本人のツアーとぶつかってしまったけど、学生牢の説明を聞けて少しラッキー。いろんな落書きがあって面白かったよ。なんたら橋の上で、城をバックに写真をとってもらった後、駅へ。(3)の理由でここに来た。バス停のおばさんや途中の子供、間違って行ってしまった家の人など、みんな親切にしてくれた。なのに、どうして、ここのＹＨの受付のお兄さんはあいそが悪いのかな？ ＃ 日本人と一緒の方が安心するって言っても、少人数の場合であって、 ＃ツアーのおばさんたちと会うとさすがに引いてしまう。 ＃で、ハイデルベルクから逃げ出してきました。 まっ、明日は、ちゃんとフランクフルトへ帰って、明後日はロマンチック街道だ。 |
 学生牢の落書き |
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今、フランクフルトのＹＨにいます。
今日は完全に移動日でした。バーデン・バーデンからオフェンブルクへ行き、フランクフルトに戻ってきました。大きなＹＨでアットホームさがありません。これはＹＨのせいじゃなく、フランクフルトって町のせいかもしれませんが。
＃ バーデン・バーデンでは、フリードリッヒ浴場でお風呂に入ってきました。
＃でも、日本の温泉のように熱くなく、プールのような感じでした。ちょっと残念ですね。
＃ フランクフルトは大都会のために、日本人が一人くらい歩いていても、珍しくないようでした。
＃車もいっぱい走っているし、何となく寂しくなってしまう街でした。
まっ、夜はもしかしたら、ザクセン・ハウゼンに行き飲むかも知れません。でも、明日は、8:00からロマンチック街道。ほどほどにしないとね。
＃ ザクセン・ハウゼンでは、お子さまと勘違いされて、ビールを頼んだのに、コーラがでてきた。
＃ みんなドイツ語で楽しそうに話してるのに、英語も満足でないと、なかなか一緒に楽しめないと思いました。
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| 左の近代的なビルと右の境界の塔の ミスマッチが、フランクフルトっぽいかもしれません。 |
| とうとう一日空けてしまった。で、とりあえず、近況報告。 ＃ 毎日書くはずだった日記なのに、19日は書けませんでした。その理由は、 ＃以下に書いてあります。 昨日は、８時にフランクフルトを出発して、ロマンチック街道へ。それっぽい町が点々とあるだけの道だったけど、ローテンブルクだけは面白かった。ヨーロッパ・バスで昼食を予約してくれるっていうからたのんだらハズレ。駅のスタンドの方がおいしいようなソーセージでした。いつもどおり高いところの市庁舎に登って、町を一通り見回してから散歩。途中クリスマス屋を見た。すごくかわいくておみやげに買っていこうかを思ったけど、高すぎて手がでなかった。 |
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途中で、フュッセン行きに乗りかえるとき、日本人の女の子と一緒だった（このヨーロッパ記で女の子の話がでてくるのは初めてだと思う）。結局、ＹＨも同じフュッセンでした。ＹＨに洗濯機があったので、洗濯して夜遅くなってしまったので、部屋の人が寝てしまって、日記を書けなかったというわけだ。
＃ ここまで一度も洗濯しないで、よく来たと思う。もういい加減着るものがなくなったので、
＃洗濯機があるというので、夜洗濯したのである。
＃ 同じ部屋だった韓国人は、高校のころから日本語の勉強をしているということで、
＃「英語ではなく、日本語で話そう」って言われてしまった。さらに、その日本語が私の英語より
＃うまいので、困ってしまった。さすがに、名詞の数が足らないけれど、他の言い回しを使ったりして、
＃会話には支障がなかった。
と、さんざん前置きが長くなってしまったが、昨日の本題はここから。その後、日記を書こうとロビーに行ったら、バスで一緒だった女の子が他の２人の女の子と話していたので、まぜてもらった。すごくラフでかわいくてかっこいい女の子がいて、もうスイスとイタリアをまわっているっていうから、いろいろ話してもらった。日本の女の子と話すのですら久しぶりなのに、じっくり話し込んでしまった。バスの娘がワインを持ってて、それを飲みながら旅行談をするなんて、自由旅行ならではだね。
＃ 彼女のスイスの表現は面白く、グリンデルワルトのＹＨで、
＃「朝起きたら、窓の外に山が、ダン、バンってあるんだよ」って事でした。
＃また、イタリアの宿や食堂についても教えてもらいました。
＃ このとき飲んだワインが、かのフランケンワインでした。
＃いい雰囲気で飲めば、どんなワインだっておいしく感じられるけど、このワインは、本当においしかったです。
＃その印象を再現するために、翌年もドイツに行きました。
で、今日の話。今日は、バスの娘ともう一人の女の人と、ノイシュバンシュタイン城へ行った。バスを待っていたら、彼女らがチャリンコを借りていくっていうから、一緒につれていってもらった。ノイシュバンシュタイン城は、ルードリッヒ２世の趣味の結晶みたいな感じで、すごくはでさの中に、おちつきがあるって感じだった。 で、フュッセンに戻ってきて３人でお茶した。男一人でカフェでケーキなんて食べられないけど、一緒だったので、食べた。甘くてとってもおいしいチーズケーキだった。 で、今は、ミュンヘンにいる。明日からオクトーバ・フェスト。楽しみだね。 |
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また、昨日書かなかったけど、ミュンヘンの駅でドイツ人のおじさんに家に誘われた。ちょっとこわかったけどＯＫしたのに、亮兄たちと飲んでいたのと、アウグスブルクに行かないと行けないのとで、断ってしまった。悪いことしたなって思うのと、残念だと思うのと、安心したのがごっちゃになってる。
あと、昨日のＹＨは、今日も泊まれるかもしれないって言ってたのに、結局泊まれない。で、アウグスブルクのＹＨへ。明日はグリンデルワルトまで行けそうもないから、チューリッヒで一泊しないとね。
＃ オクトーバー・フェストの時期に予約なしでミュンヘンにいた私が悪かったんですね。
＃結局キャンセルが無く、ミュンヘン郊外のＹＨからは追い出されてしまいました。
＃そのために、この日の朝は、周辺の町のＹＨにＴＥＬしまくって、
＃空いていたのがアウグスブルクのＹＨでした。
今、インターラーケンにいます。チューリッヒ泊になるかと思ったけど、アウグスブルクからマンハイムまで戻ったら来れました。夜遅いのはいやなので、グリンデルワルトまで行かず、インターラーケン泊です。
＃ アウグスブルクの駅でどうしようかなぁって迷っていたら、前の晩ＹＨで
＃一緒だった日本人の人が、一緒になってコースを考えてくれました。
＃そうしたら、当初予定したミュンヘンからそのまま南下してスイスに行く方法ではなく、
＃フランクフルト近くまで戻っていく西回りで南下していくコースもあり、
＃そっちの方が早かったのです。
さっき、韓国の人と話していました。彼は、ベルリンでアタック・ザックを持ってうろついているオレを見かけたそうです。うーん、日本人の恥さらし。みっともないものを見られてしまいました。
＃ 何がみっともないかというと、彼の話を聞いていると、
＃宿がなくどうしよか困って心配そうに迷っている状態の私を見たらしいのです。
＃失敗です。
明日はグリンデルワルトのＹＨへ行って、ユングフラウ・ヨッホに行き、明後日もユングフラウへ行ってからフィレンツェかローマに行こうと思う。明日は晴れるといいね。
ここのとこ、毎日雨。雨男の名が定着しそう。
今日は、日本人の人とインターラーケン辺りをうろうろしていた。湖の遊覧船もおもしろかったよ。で、今はグリンデルワルトのＹＨにいる。さっきまで、日本人４人でダベっていた。まっ、例の如く旅行談が中心だけど、東南アジアにも行きたくなってしまった。大学はあと２年半。どれだけ旅行ができるかな？
＃ いろんな人の旅行の話を聞いていると、いろんな特色があって、どこが一番いいなんて簡単に言えません。
＃だから、全部行きたくなってしまいますね。
明日は、フィレンツェへの車中泊。まっ、槍でも降らない限りユングフラウへ行くつもり。
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ユングフラウ鉄道の絵はがき |
| 行ってきました、ユングフラウ。晴れなかったので、フュッセンＹＨのかわいい娘が言っていた起きてすぐのダン・バンはありませんでした。結局、ユングフラウ行きを決行しましたが、曇っていったため、大感動ってわけにはならなかったけど、時たま見えるアイガー北壁なんかはすばらしかった。インターラーケンＹＨの人がべたぼめしていた氷の宮殿もよかったよ。 ＃ ユングフラウ・ヨッホって、富士山と同じくらいの ＃高さ（3453ｍ）なんだよね。雪がたっぷり積もっていて、 ＃私のぼろ靴では、歩くと冷たくなってしまって、 ＃ゆっくり散歩できませんでした。 ＃ 氷の宮殿は、その名の通り氷でできた宮殿で、 ＃中の見て回ることができます。 ＃寒いって感じはあまりしなかったです。 ＃ そういえば、あの時は防寒着をもっていなかったために、 ＃パジャマ代わりだった高校の卓球部のジャージを ＃上に着ているというダサイ格好でした。 で、今日の失敗談。カメラの調子が悪く、ふたを開けてしまい、写真全滅。オクトーバ・フェストで亮さんとさなさんと３人で取ったのも、ダメになってしまった。マジで大失敗。 |
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| で、こんな天気だから、スイスの首都ベルンへ。駅を降りたら駅がない。結局、10分近くさまよってしまった。で、町をうろうろして、ツーリスト・インフォメーションで聞いたチーズ・フォンジュ屋へ。おいしかったけど、あの量はあきるね。でも、ベルンって町はおまけだったけど、よかったよ。 ＃ この日一日ユングフラウ・ヨッホで遊んでいる予定だったのに、 ＃足が寒いので下界に降りてきてしまいました。 ＃どこの町に行こうか迷った結果、ベルンに行きました。 ＃ちなみに、スイスの首都はジュネーブやチューリッヒではなく、ベルンです。 ＃ 本文に、「駅を降りたら駅がない」って書いてありますが、 ＃どういうことを表現したのか思い出せません。 ＃『地球の歩き方』を読むと「ベルン中央駅のホームは地下にある」って ＃書いてあるので、地上にあがったら、何にもなかったってことでしょうか？ ＃ この町のツーリスト・インフォメーションは親切で、 ＃町のまわり方の書いてある地図をくれ、 ＃私が「チーズ・フォンジュのおいしいお店を教えて下さい」って聞いたら、 ＃高いお店と安いお店の２軒教えてくれました。 ＃ ベルンは首都といっても東京のような忙しさはなく、 ＃夜行の予約がなければ、そのまま１泊したかも知れません。 今、シュピッツの駅。フィレンツェまで夜行なのに、3.1フランしかない。どう使おうかな。 |
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| 確か、国会議事堂の裏で撮った写真。 国会の裏が、こんな風景なんて、日本で考えられませんね。 |
街の公園で、チェスをしていたのを、撮らせてもらいました。 |
今日は最悪。フィレンツェに６時過ぎに着いたのに、両替できたの8:30すぎだし、フィレンツェって街も人もいっぱいでわけわからないし、美術館のルネサンスの絵画は暗いし、あげくのはては、フィレンツェのＹＨが一杯で、ローマまで来てみれば、ローマのＹＨも一杯。『歩き方』にのってるホテルも全滅（当然フュッセンの娘の言ってたホテルもダメ）。で、自力で探したホテルは、高いのにシャワーすらない。昨日も頭洗ってないのに、今日もだなんて気が狂いそう。
| ＃ フィレンツェの駅とは、相性が悪い。 ＃このとき（96年）は両替所が8:00になっても開かずに ＃文句を言ったら、違う両替所を教えてくれるし、 ＃97年は切符売り場を間違えるし、本当に失敗続きです。 ＃ このときに一緒に並んでいたドイツ人のおじさんは、 ＃このいいかげんさを評して「イタリアン」って言って ＃笑ったけど、それ以外に表現のしようがないと思う。 ＃ ベルリンで泊まるところが見つからなかったときは ＃インフォメーションで探してくれたけど、ローマほどの ＃観光地になると不親切で、ホテル一覧の載った電話帳を ＃くれただけ。自分で探せってことだよね。 ＃ ほとんどのところで断られたために、泊まったところでも、 ＃値段交渉をせずに部屋を見せたもらわずに決めてしまった。 ＃寝るところがあっただけでも、 ＃良しとしないといけないかもしれないけど。 |
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明日は、うまくいくといいね。でも、明日はレコンファームしたら、ドイツに帰ろうかな？えーん、イタリアなんて嫌いだ。そう、ベルリンのツーリスト・インフォメーションはどうにかしてくれたのに、ローマはすごくけちなんだよ。かんべんだね。
＃ ドイツに帰ろうって思うほど、ドイツを好きになっている一方で、
＃このままイタリアにいたくないって気持ちも強かったんですね。
って、ここまでかいてて、よくこんなに悪口が出てくるなって思ってしまう。
で、ホームシックの裏返しかも知れないね。
最悪の日は昨日のみでした。今日から３連泊ＹＨが取れました。まっ、そのために今日半日以上つぶしましたが…。
＃ 相変わらず「イタリアン」って感じで、ＹＨの受付時間通りにいっても
＃受付は始まらなく、１時間以上待たされてしまった。
＃そのために、前のホテルのチェックアウトの時間を過ぎてしまったけど、
＃何にも言われませんでした。そこも「イタリアン」なんですね。
| 今日は、トレビの泉でコインを投げてから、近くの床屋で髪を切りました。まあまあってとこじゃないでしょうか。でも、前髪を落とすとグリンデルワルトの彼のように怪しい中国人みたくなってしまう。ローマの人って東洋人は中国風だと思っているのかな。 ＃ 今回の旅行の目的の１つは、ローマで髪を切ることだった。やっぱり、 ＃「ローマの休日」の影響が大きい。
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 トレビの泉 |
スペイン広場は、ジェラート屋がなく明日に延期。明日はスペイン広場から真実の口にいって買い物かな？
＃ これも「ローマの休日」の名シーンをまね。
今日の夕食は、日本人３人でレストランに行きましたが、はずれ。明日はどうしようかな。
＃ ＹＨの近くのレストランでしたが、日本人のツアーと重なってしまい、
＃接客態度は悪いし、味も決して良くないと言うはずれのレストランでした。
でも、何となく全体的に気が抜けている。日記の量もそうだ。やっぱり、オクトーバ・フェストではじけてしまったのだろうか。確かに頭の中では、あの音楽がなってるし。
＃ 旅行のおわりが近づいているのもあって、
＃わーっと楽しむことがなくなってきていました。
＃あんまり興奮して一気に日記を書くことも少なくなっていたし。
まっ、明日、明後日と残り少ないヨーロッパ。楽しめるだけ、楽しみましょっ！
| まだ５時前、でもヒマだから書いてしまおう。 昨日、書き忘れたけど、バスに跳び乗るという芸を覚えた。まず、バスがバス停に止まっているが間に合いそうにない。そこで、ダッシュして運転手に意志表示。そうすると動き出したバスのドアを開けてくれ、そこにジャンプ。今日もまたやってしまった。日本では絶対できない芸だね。 今日は、ローマの休日の残りと市内見物。まず、ミケランジェロのモーゼ像をみて、ローマの目玉コロッセオへ。何か思ったより大きくないなって感じるのは、ヨーロッパの大きなものに慣れてしまったからかもしれない。
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| で、サン・クレメンテ教会で、ローマ３世代の建物をみて、真実の口を目ざす。そこで、昨日ユースで俺に「いい名前だね」っていってくれたシーザーさんに出会う。で、一緒に行動するのだが、ブラジル人である彼は、ローマの休日もオードリー・ヘップバーンも知らないそうだ。かわいそうに彼は、ローマの休日めぐりにつき合わされてしまう。 ＃ シーザーさんは、英語ぺらぺらのブラジルの商社マンで、 ＃超エリートでした。私は「ローマの休日」は世界共通のものだと ＃思っていましたから、説明せずに一緒に行動していました。 ＃そうしていくうちに、何となく話が合わなくなってきたので、 ＃いろいろ説明したのに、話が通じないので、 ＃もしかしたらと思い、「ローマの休日」を知っているかと ＃聞いたら、知らないとのこと。私の英語力では、 ＃一生懸命説明しても理解してもらえませんでした。 真実の口は、なんていうこともないが、日本人観光客で一杯。やっぱりローマの休日は名作なんだね。 |
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フォロ・ロマーノ |
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| それからパンテオンを見るが、これもあまり感動しない。この手の建物が食傷ぎみなのかもしれない。で、スペイン広場でジェラートを食べて写真。シーザーさんには、どうしてオレがそれにこだわるのか当然理解できず、オレも英語で説明したが、それでもムリだったみたい。で、カフェ・グレコでお茶して帰ってきた。 ＃ ヘップバーンが、スペイン広場の階段のところで ＃ジェラートを食べるシーンは、 ＃日本人でもほとんどの人が知っていると思う。なのに、ブラジル人の ＃シーザーさんは知らないのに、私のジェラート屋探しに ＃つき合わされたしまった。 ＃ このカフェ・グレコは、アン王女が隠し撮りされたカフェです。 うーん、今日みたいに、かなり片寄ったテーマで見るときは、一人の方が気が楽かもしれない。そのテーマの元ネタを知らない人だと特に。彼もオレもなんとなく不完全燃焼かな？ うーん、今からもう一度、買い物と夕食に出かけようかな？
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| 今日、２度目。再度スペイン広場へ出撃。35000リラ（約3000円）で、似顔絵を描いてもらう。30分もじっとしていられないから、ひどい絵になってしまった。まっ、元が元だからしかたがないか。 ＃ パリのモンマルトルの丘でできなかった似顔絵を描いてもらいました。 そこからショッピング通りを見たけど、ネクタイ１本110000リラ。買うのをためらってしまう。 で、昨日を慶応の彼に教えてもらった店で5000リラで食事。安さにびっくり。 明日でおしまい。どんな一日になるのかな？あっ、おみやげを買わないと。 |
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 バチカン市国の絵はがき  バチカン市国で買った切手。 世界最小の国家でも、 自国の切手を発行しています。 |
彼は昨日ローマに来て、一年間の語学留学なそうです。下宿先にＴＥＬしても通じず心配しましたが、最後に成功。心おきなく日本に帰れます。ホントに今日一日、彼と一緒だったけど、最後のヨーロッパを楽しめたね。
９月29日の話は、帰国した日に日記は書かずにいたり、大学の学祭の準備に追われて、10月２日に書かれています。その抜粋です。
まず、29日の話から。イタリア人のペースにはまるのがヤなオレは、朝食も食べず、7:00にＹＨをチェックアウト。空港に行っておみやげを買った。出国はパスポートの中さえ見ずに完了。ハンコなんて押してくれるはずもない。
飛行機は、香港までも、成田までも、日本人ツアーと一緒。おかげで日本人スチュワーデスはいたけど、一人旅をしていて、毎日違う人と出会う旅をしていたから、なんとなくその雰囲気になじめず。
＃ ツアーの人たちって、妙な連帯感がありました。
＃そんな中で、なんとなく仲間外れにされている感じがしました。
＃まわりも一人ならそんなことは感じないのに。
＃ でも、日本人のために、カップラーメンがあったのはラッキー。
＃日本を感じさせる懐かしい味がしました。
成田に両親が迎えに来てくれてた。久しぶりだけど違和感はなかったね。
