2012年８月８日から15日まで、ＨＩＳのツアー「感動体験ペルー ８日間」で、ペルー旅行に行ってきました。マチュピチュ村に２泊して、丸１日マチュピチュを見学できるコースは、案外ないもので、いろいろ比較した結果、決めました。
今回の目玉は、マチュピチュ。でも、行き先が決定するまで、紆余曲折がありました。これまでの候補地は数カ所。アウシュビッツを見に行きたいのでポーランド、イスラム文化の色濃く残るカトリック国のスペイン・ポルトガル、東西文化の融合イスタンブールやカッパドキアのあるトルコ、などなど。基本的に、教材化したいという欲求もあるので、南米は、あまり教科書に出てこない（現行の教科書では、スペイン人に滅ぼされる独自の文明ということでインカ帝国が出てくるようになりましたが）ので、興味はあるもののなかなか第一候補になって行くことはありませんでした。ところが、異動した職場は同年代の多い学年で、既婚者の先生に、「結婚してから海外に行こうとすると、２倍（自分と配偶者）や３倍、４倍（自分と配偶者と子ども）のお金がかかるから、独身のうちに行った方がいいよ」と言われ、候補地の中で、一番お金がかかる南米にしたというのが、今回の旅行の真相です。
来年の旅行は、ポーランド、スペイン・ポルトガル、トルコだけでなく、アンコールワットのあるカンボジア、タージマハルのあるインドも候補地に挙がり、大混戦ですが、やっぱり、新婚旅行で、青の洞窟よりきれいだと言われるオーロラを見に行きたいな。
| 日本 | アメリカ | ペルー |
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| トランジットで立ち寄ったアメリカでも、入国審査がありました。 |
| ２０１２年８月 | |
| ８日（水） | ＤＬ２９６（成田→アトランタ）、ＤＬ１５１（アトランタ→リマ） リマ泊 |
| ９日（木） | リマ→ピスコ ナスカの地上絵遊覧飛行 ピスコ→リマ リマ泊 |
| １０日（金） | ２Ｉ−１１１１（リマ→クスコ） クスコ市街観光（太陽の神殿、カテドラル、１２角の石） アワナ・カンチャ生活博物館（クスコ→オリャンタイタンボ） オリャンタイタンボ→マチュピチュ マチュピチュ村泊 |
| １１日（土） | マチュピチュ観光 インカ道のトレッキング マチュピチュ村泊 |
| １２日（日） | マチュピチュ村→ウルバンバ 聖なる谷観光（マラスの塩田、モライ、インディオのマーケット） ウルバンバ→クスコ クスコ泊 |
| １３日（月） | ２Ｉ−１１１２（クスコ→リマ） リマ歴史地区観光（アルマス広場、カテドラル、大統領官邸、サンフランシスコ教会） ラルコ博物館、ラルコ・マル |
| １４日（火） | ＤＬ１５０（リマ→アトランタ）、ＤＬ２９５（アトランタ→成田） |
| １５日（水） | 成田着 |
【番外編】
１、１０ソル札
２、お金の話
３、服装の話
４、インカコーラ
アトランタ時間13:40 ＤＬ２９６内
ペルー旅行記、はじまりはじまり。
ようやく日記が書ける。読書灯がつかないので、ずっと書けなかった。あと１時間１５分で、アトランタに着く。予定表を見ると、今日の15:15に成田を出て、15:05にアトランタに着くって、時間が前になってるじゃん。日付変更線を越えるのは２度目だけど、８／８は、俺にとって、何時間あるんだろう。今、東京は、2:45。もう明日だね。
アトランタ時間14:15 ＤＬ２９６内
朝食が出て、そろそろアトランタ。「アンフェア」を見て、今は、「ステキな金縛り」を見ている。そろそろ着くのかな。
昨晩は、五輪の卓球の女子団体決勝を見てしまって、さらに男子サッカーの準決勝を１−１まで見て就寝。結果は、１−３で負けて３位決定戦へ。で、８時に起きて、シャワーを浴びで、選択して、朝食を食べて、10:30の特快に乗るつもりが、もう１本前に乗れてしまった。神田の駅では、エレベーターもエスカレーターもなく、荷物が重かったけど、順調に日暮里について、スカイライナーを30分待ち。
スカイライナーは、便利になって、パソコンで予約して、ケータイに送って、チケットレスになってるんだよね。旅順旅行のときも、そうだった気もするけど、久しぶりなので記憶があいまい。
アトランタ時間17:50 ＤＬ１５１
アトランタで乗り換えて、リマへ。トランジットなのに、入国審査がある。leaveとliveを聞き分けられず、話が通じなかったのも、ご愛敬。セキュリティ・チェックでは、ベルトをはずして、靴も脱ぐなど、厳重なチェック。透けて見えちゃうらしい悪評もある全身チェックの変な機械もあるし。でも、みんな混んでいるから、係員に声をかけられ、旧来のチェックの機械を通っておしまい。最近、止められているチェックなのに、難なく通過。
リマ行の飛行機は、同じＨＩＳのツアーの他にも、近ツリや学生さんの団体とかも乗っていて、日本語が珍しくないね。
ツアーは、１人参加は俺だけ。若いカップルや夫婦が多いけど、男性同士のグループや女性同士のグループもいる。マチュピチュでの夕食は、フリーだから、早く仲良くならないと、ツアーの８日間ずっと１人っきりかも。
スーツケースは、大きいのと中くらいので悩んだけど、結局、軽さを優先して、中くらいのにした。上手くパッキングして、お土産のスペースを作らないと、荷物が入らなくなりそう。時計は、G-SHOCK。世界時計機能とデジタルと連動しないアナログがついているので、海外旅行には便利。普段は、重いから使ってないけど、こんなときだけ活躍するね。
今日のちょっといい話。日暮里でスカイライナーを待っているときに、前で並んでいた女の子が、タグを見たら、「優佳」って名前だった。これまで、「ゆうか」って名前の生徒は、いい子ばかりだったので、ちょっと気になっていたら、スカイライナーの荷物置き場の留め具の上げてくれて、親切な人でした。ちょっとラッキー。
ペルー時間04:00 SAN AGUSTIN EXCLUSIVE（リマ） ３００号室
夜中の00:00過ぎについて、03:30にモーニングコール。04:30に出発できるように集合という今日の予定。飛行機の中で、寝続けてたため、ホテルでは、ウトウトするくらいしかできなかった。
ビックリしたことに、大学時代のサークルの後輩が、同じツアーにいた。８つくらい離れた後輩だから、ＯＰ会で数回会っただけで、あんまり記憶にないんだけど、向こうから声をかけてくれた。とはいうものの、あちらは、新婚旅行だから、そこに仲間入りさせてもらうのも、どうかなぁ。でも、他のグループにも仲間入りしづらくて、結局、朝食は、１人で食べた。ずっとこんなペースでいくのかな。
改めて、日程表を見ると、早起き、移動だらけのスケジュール。今日だって、片道３時間半の移動と、１時間半のナスカの地上絵遊覧飛行。早く帰ってきて、自由時間が多いのかな。
アトランタでは、ケータイがつながったけど、ペルーではつながらない。まっそんなもんかと思う一方で、ちょっと不便かなとも思う。
ペルー時間18:20 SAN AGUSTIN EXCLUSIVE ３００号室
ナスカの地上絵に行って帰ってきて、この時間。19:00から夕食で、その後、希望者で、スーパーにお買い物。
地上絵は、クジラ、三角形、宇宙人、サル、ハチドリ、コンドル、クモ、フラミンゴ、木と手、オウムの順で見た。
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ピスコ空港 最近は、ナスカの地上絵の遊覧飛行は、ナスカまでバスで行くより時間がかからないので、途中のピスコ空港から飛行機で３０分かけて、地上絵を見に行くコースが増えているらしい。 |
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| セスナ機の中です。飛行機が動き出すと、空港の整備員の人たちが見送ってくれます。 | ||
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| 眼下に広がる一面の砂漠。ペルーの沿岸部が、乾燥帯なのが、よくわかりました。 | 山岳部は、岩山。その谷間では、川を利用した緑が広がっています。 | 谷から流れ出た雨季の洪水の跡が、砂漠にはっきり残っています。 |
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クジラの地上絵 どこにクジラがいるかわかりますか？地上絵は、想像していたより、はっきりと見えませんでした。 下の写真は、デジタル処理はしていませんが、トリミングの際の拡大率が、写真によって異なります。飛行機から見た地上絵は、もっと小さく、はっきりしないものでした。 |
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| 三角形 | 宇宙人 | サル |
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| ハチドリ | コンドル | クモ |
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| フラミンゴ | 木と手 | オウム |
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無事、空港に帰ってきて、パイロットさんと記念撮影。 |
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セスナ機に乗るときにもらったパンフレット （クリックすると大きくなります） |
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地上絵遊覧飛行証明書 （クリックすると大きくなります） |
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| 昼食は、紫トウモロコシのおつまみとチチャモラーダ、セビッチェ（酸っぱ辛い味付けのマリネ）、アロス・コン・マリスコス（魚介類入りの炊き込みご飯・ペルー風パエリヤ）、ルックマのアイス（きなこっぽい）でした。 |  |
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| 紫トウモロコシとそれを乾燥させたおつまみ | チチャモラーダ | |
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| セビッチェ | アロス・コン・マリスコス | ルックマのアイス |
ペルー時間20:05 SAN AGUSTIN EXCLUSIVE ３００号室
今日の夕飯は、ピスコ・サワーにサラダ、チキンの炭火焼き、パイナップルパイでした。ピスコ・サワーは思ったより強くて、顔が真っ赤になっている。
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| ピスコ・サワー | サラダ |
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| チキンの炭火焼き | パイナップル・パイ |
ペルー時間22:00 SAN AGUSTIN EXCLUSIVE ３００号室
夕飯の後にスーパーへ。お土産にするインカ・コーラとインカチップを購入。戻ってきてから、荷物の整理。マチュピチュに持っていく荷物を用意したら、スーツケースの半分が空になってしまった。もう少し、上手くパッキングしてみよう。
| おみやげに買った インカコーラとインカチップス インカコーラですが、よく見ると世界共通のあのマークが…。そうです、コカ・コーラ社が販売しています。インカ・コーラのあまりの人気で、コカ・コーラが売れなかったため、インカ・コーラ社ごと買収したそうです。でも、この味を残してくれるコカ・コーラ社も悪くないですね。 |
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今日の目玉、というか、今日の唯一の観光は、ナスカの地上絵。空港に08:30に着いて、出発が10時過ぎ。12人乗りのセスナだった。ピスコ空港を離陸し、雲の上を飛び、アンデス山脈を見ながら、30分。雨季の洪水の流れの跡が多い沙漠に到着。そこが、地上絵のエリアでした。パイロットさんが、「左にクモ」とか言ってくれるけど、なかなか見つからず、探すのが精一杯。川の流れの方がはっきり見えて、地上絵は思っていたよりはっきり見えなかった。左右どちらの窓からも見えるように、急旋回して大きく傾けてくれ、そのくらいでは酔ったりしないんだろうけど、そのたびに、体の向きを変えるから、完全に平衡感覚を狂わしてしまい、最後の方は、飛行機酔いで、いつ終わるのかなって気分に。でも、本物の地上絵ってこんなものかっていうのも含めて、感動的な体験だった。
行き帰りのバスも、帰りの飛行機も爆睡。なのに、まだ眠い。五輪の女子のサッカーなんて見てないで、早く寝ましょう。
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| 今回泊まったホテル（SAN AGUSTIN EXCLUSIVE 300号室） | |
04:30 SAN AGUSTIN EXCLUSIVE ３００号室
今日は、03:45起き。バスなど移動中は爆睡なのに、ベッドでは、ウトウトしか眠れない。寝付きが悪い。時差ぼけかな？
今日は、クスコを観光して、マチュピチュへ。毎日が、メインイベントだね。
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（左）リマから、クスコへのスターペルー航空の飛行機 空港では、飛行機まで、バスに乗っていきました。 （右）クスコ空港での飾り。インカっぽいですよね。 |
| サント・ドミンゴ教会 （太陽の神殿 ＝コリカンチャ） スペイン人の征服者は、インカ帝国のコリカンチャ（太陽の神殿）の上部を壊し、サント・ドミンゴ教会を建てた。 |
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| インカの石組み 「カミソリの刃１枚すら通さない」と表現されるインカの石組みです。実際はどうなのか…。カミソリの刃を持っていくのを忘れてしまいました。 （上左）きれいなインカの石組み （上右）スペイン時代の石組み。石と石の間に、セメントが使われているのが分かりますね。 |
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| （上左・上中）教会の中庭。 （上右）テラスからの風景。 （下左）太陽の神殿内部。 （下中）たぶん、太陽の神さまが祀られていた場所。 （下右）たぶん、秘密の抜け穴の入口？ |
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コリカンチャのチケット （クリックすると大きくなります） |
| アルマス広場 クスコの中心の広場。 |
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| （上左）カテドラル （上中）カテドラルの右側のエル・トリウンフォ教会 クスコで最初の教会 （上右）ラ・コンパニーア・デ・ヘスス教会 （下右）１２角の石 |
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| アワナ・カンチャ生活博物館 クスコからオリャンタイタンボへ行く途中に寄りました。リャマやアルパカ、ビクーニャなどがいました。 |
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| ビスタドーム オリャンタイタンボからマチュピチュへ向かう列車。右下は、車内で出た軽食。 |
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| マチュピチュ村に到着。 一見すると鬼怒川の温泉街？ |
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| 22:05 EL SANTUARIO ３０４号室 夕飯は、後輩たちと一緒に添乗員さんに紹介されたお店Indio Felizへ。スープと牛肉とオレンジケーキにしました。スープは、普通のコンソメスープ風なのに、チーズを溶かしたり、ライムを搾ったり、ハバネロを入れたりして味付けすると、味に深みが出てよかったよ。 |
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| それにしても、新婚旅行で、このツアーはハードだと思う。ゆっくり、２人で過ごしたくないのかな。早起きで長距離移動して大変なのに、俺までいるし…。自分の時は、青の洞窟よりきれいだといわれたオーロラを見に行きたいな。 今日の観光は、コリカンチャの印象が強すぎた。１２角の石は思っていたよりも大きくて、あそこにはまるためには１２角になって当然でしょって感じで、ありがたみがあんまりなかったな。カテドラルもラ・コンパーニア・デ・ヘスス教会も、スペインのコロニアル様式って感じで、迫力にいまいち欠けるな。マチュピチュへのビスタドームも景色を見ないで、お昼寝移動になってしまったし…。明日は、今回の旅行の一番の目玉・マチュピチュ。体調を整えてしっかり楽しもう。 （右）コカ茶 |
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07:45 EL SANTUARIO ３０４号室
今日は、マチュピチュ。めちゃめちゃ興奮している。
昨晩は、23:00前に就寝。久しぶりにベッドで爆睡。途中、03:00頃目が覚めたけど、そのまま寝られたし…。
村は、山に囲まれているから、空は青いのに、太陽が見えない。雨具を持って行くけど、重いのはイヤだな。
昨日の夜は、星空がきれいだった。天頂付近にサソリ座が見えるなんて、南半球だよね。夕食の集合時間まで、外のベンチで上を見ていたけど、目がどんどん慣れてくるにしたがって、星の数がどんどん増えてくる。星降る夜にってのを実感。
まだ、08:00。08:30集合だけど、ワクワクして待っていられない。もうロビーに行ってしまおう。
19:00に後輩夫妻と夕食に行く予定。昨日みたいに、添乗員さんの声かけに乗らず、適当にフラフラしてお店を探そうってことに。でも、宿に戻ってきた時に、「一人旅だったから、１人の方が良かったら言ってください」と言われてしまう。「そっちこそ、新婚旅行で、２人が良かったら言ってね」って、返したけど、やっぱり迷惑をかけている気がする。ＯＰ会で、他の後輩たちに、「ヤボでしたね」って突っ込まれそうだけど…。まっ、一人旅の気楽さを求めれば、そもそもツアーに参加しないし、１人参加が俺だけのツアーで、声をかけてくれたのは、素直にうれしい。
そんな話よりも、今日のマチュピチュ。正直、すごいの一言で表現するしかないかも。どんな言葉で表現しても、しきれないだろうな。全体としてのバランスがいい。ワイナピチュ、その隣のウチュイワナイピチュの２峰を背景に、右のブロックの角度、それに合わせて左のブロックの角度。で、それらを無視したというか、アクセントになっているインティワタナ。上から眺めた風景がすごいよね。
| （中）バスに乗って、遺跡へレッツゴー！ （右）インカ道から見たハイラム・ビンガム・ロード。つづら折りの厳しい道を上っていきます。その先の遺跡が見えますか？ （下左）入り口で、パスポートチェックを受けます。 （下中）入り口すぐのプレート。 （下右）森の中を通り、復元された貯蔵庫の脇を通っていきます。 |
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（左）下を流れるウルバンバ川 どれだけ高いかわかりますね。 （中）雪をかぶったアンデス山脈を背景に （下左）見張り小屋の前で （下中）段々畑とマチュピチュ山 （下右）後輩夫妻と |
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| （上）市街地の入り口の門 （上中）上の出っ張りは、中央に穴が開いていて、ここにひもを通したらしい。 （上右）後輩と （下中）石切場 （下右）石を割る技術を再現した石。このように穴を開け、そこに木の棒を入れて、水をかけ、膨張させて、石を割っていたらしい。その方法で、石が割れるまで、２ヶ月かかるらしい。 |
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（上左）インティワタナまであと少し。 （上中・上右）太陽の神殿を上から見た写真。下からの写真はこちら （左）主神殿前の真南を向く石 （下）神聖な広場（マチュピチュの重要な建物が三方にある） （下左）神官の館 （下中）３つの窓の神殿。窓は、冬至の日に太陽が昇る方角を向いている。 （下右）主神殿。背面は、エコーの部屋になる。 |
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| （上左）エコーの部屋の入り口の大きな石。 （上中）エコーの部屋の音が反響する穴。 （上右）エコーの部屋の全体写真。 （下左）インティワタナ（日時計）から エネルギーをもらっています。 （下中）聖なる石 （下右）聖なる石は、 背後のヤナンティン山と同じ形 |
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（上左）ワイナピチュへの入り口 （上中・上右）天体観測の石 （中）２階建ての家 （下・その下）コンドルの神殿 |
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| （中）太陽の神殿 （右）太陽の神殿の下の陵墓 （下）水汲み場 |
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（上左）王の神殿の天体観測の石 （上中）王の神殿 （上右）王の神殿のトイレ （左・中）排水溝 |
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| （上中）復元された屋根 石の出っ張りにひもをしばった草葺屋根です。 （上右〜下中）水路 途中、分岐したりしている様子が見えますか。 （下右）昼食を食べたマチュピチュ・サンクチュアリ・ロッジ |
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| （上中）市街地の入り口の門 （上右）エコーの部屋で （下左）きれいに三角形の石がはまっていますね （下右）インティワタナ |
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マチュピチュの絵葉書 横にすると、ワイナピチュが鼻、その隣のウチュイワナイピチュが顎で、人の顔に見えませんか？ （クリックすると大きくなります） |
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マチュピチュのスタンプ |
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マチュピチュ見学の証明書 （クリックすると大きくなります） |
| 今日の夕飯 広場でツーショット（笑） |
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06:25 EL SANTUARIO ３０４号室
昨晩は、広場に面したレストランへ。いろんなものを注文して楽しかったよ。10時には部屋に戻って、酔いもあって日記も書かずに就寝。
今日は、クスコに戻る途中に観光して、クスコでフォルクローレ・ディナー。明日は、リマに戻って観光して、真夜中の飛行機で帰国だね。
昨日のマチュピチュは、写真を撮りすぎ。同じ構図の写真も、いっぱいあるはず。でも、何度見ても美しいのは同じ。感動が繰り返される。
ガイドさんの話によると、マチュピチュは、「老いた峰」という意味ではなく、「鳥（マチュ）の形（ピチュ）」って意味になるらしい。ワイナピチュも、「若い峰」ではなく「顔の形」だって。石組みは、60％くらいが元のままで、40％くらいが復元だって言っていたけど、インカのきれいな石組みは神殿くらいで20％もないんじゃないかな。『地球の歩き方』によると、身分の低い人たちの建物は、雑に作られていたって話だけど、インカの技術って、そんなものなのかな。もっとすごいと思うけど。段々畑の石垣も、雑だなぁって思っていたら、全部復元らしい。
マチュピチュは、500〜1500人くらい住んでいたらしいけど、あんなところに住み着いてどうしたんだろう。９代皇帝の離宮だとか、400人くらいの墓からは女性の骨がほとんどだったから奥さんの宮殿だったとか、ワイナピチュが顔に見えるから神様の神様の神殿だって説もあるけど、決め手に欠けるよね。でも、あんなところって言っても、標高3400ｍのクスコに比べれば、2400ｍのマチュピチュは、低いところにあるんだけどね。
22:45 SAMAY HOTEL（クスコ） ４０６号室
今日は、マラスの塩田、モライ、チンチェロ村のインディオ・マーケットに行ってきました。明日は、05:30にモーニングコール。06:20に荷物をピック・アップ。06:50に集合・出発だから、朝は忙しそう。早く寝ましょう。
| マチュピチュから オリャンタイタンボへの列車 |
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お弁当のシート マチュピチュ、オリャンタイタンボ、クスコの高度や位置がわかります。 （クリックすると大きくなります） |
| 12日の昼食と インディオの男の子 左上の写真の赤い物体は、トウガラシです。ピーマンの肉詰めの親戚だと思い、無防備に噛みついたら、涙が出そうになりました。 |
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| クスコの夜景 |  |
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| フォルクローレ・ディナー 中上のアルパカのカルパッチョ、右上のクイ（テンジクネズミ）の肉など、ペルーらしい（？）夕食でした。 |
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| エレベーターのセンサー。 敏感すぎて、ちょっとものが引っかかるとドアが閉まらなくなります。 |
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| 今回泊まったホテル（SAMAY HOTEL 406号室） | |
05:25 SAMAY HOTEL ４０６号室
本日最終日。スーツケースの準備完了。開けたら閉まるか保証できないけど。やっぱり、クスコに戻ってくると、高山病か、頭が痛い。このくらいは、寝違えたから痛いのかもしれないけど…。
| 昨日のマラスの塩田の大きさにビックリ。赤茶けた谷間に白い塩田が広がる。３０００くらいの小さな塩田が重なり合うことで、壮大な景観を作り出す。人間の仕事のすごさに、ただただ感動。昔、海だったから、岩塩があり、そこから湧き出している温泉が塩田をやっている。ちょっとなめてみたけど、ホントにしょっぱかった。 |  |
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（上）塩を取っているおばさん （左）塩田に引かれている塩分濃度の高い温泉 （中）水路 （下左）水路から塩田に引き込んでいる （下中）塩田に流れ込まないように石で封鎖 （下右）塩田から次の塩田までの水路 |
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マラスの入場券 （クリックすると大きくなります） |
インディオの女の子 |  |
昨日は、アップダウンが激しい一日だった。2400ｍのマチュピチュから、2600ｍのオリャンタイタンボへ。さらに、2800ｍのウルバンバ。3400ｍのマラスの塩田。3500ｍのモライ。3800ｍのチンチェロ村。で、3400ｍのクスコ。はしゃいだつもりはないけど、やっぱり頭痛だよね。
朝食の時に、３人組の家族の人に、星の話をされた。ガイドさんが、クスコの夜に星を見よう、って言ってたけど、見なかったね。って話。俺は、昨晩は、フォルクローレ・ディナーのショーが長びいたから、そのまま宿に戻って、星はなし、になったんだろうなって思っていたけど、俺以外にも、星を見ることを期待していた人がいたんだったら、ちょっと言ってみれば良かったかな。
| モライは、円形の段々畑の農業試験場。時間の都合で下まで降りられなかったのは残念。若い人たちは、隣の小さい方に降りていったから、かなりうらやましかったけど、俺があの勢いで行動したら、完全に高山病で、大変なことになっていたかもしれないな。 （中）円形の段々畑を下りていく階段 |
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モライのチケット （クリックすると大きくなります） |
| インカのマーケットは、値切りながらお買い物。一生懸命値切って＄１２で買ったマフラーが、素材が違うのかもしれないけど、同じようなマフラーが言い値で＄１０。それを値切って＄９で購入したり…。楽しめたかな。 |  |
今日は、最終日。すぐ、リマに飛んで、観光。真夜中の飛行機で出国。最後まで、充実した楽しい旅行になるといいね。
| （左）クスコ空港 （中）ガイドさんと添乗員さんと （右）リマ空港で撮ったペットボトル 高度が下がり気圧が高くなったため、つぶれています。 |
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アトランタ時間15:45 ＤＬ２９５内
成田に向かう飛行機の中。さっき、夕食が出た。オレンジジュースを頼んだつもりが、出てきたのは緑茶。でも、その香りと温かさにホッとしてしまった。カップラーメンに郷愁を感じた大学２年と比べると、年を取ったんだろうな。
今、隣の外人の姉ちゃんに「冷房を開いて」と頼まれて、やった。そういえば、逆隣に座っている同じツアーの若い夫婦は、行きの飛行機が寒くて、冷房を閉じてもらったところから、この旅行がスタートしたんだよね。懐かしい話だよね。
さてさて、今、アトランタ時間では14日の16:10だけど、日本は、15日の05:10。あと12時間後には、解散して、帰途についているんだろう。
ペルーでの最終日は、首都リマの観光。砂漠地帯、高山地帯の広がるペルーでは、首都への人口集中が著しい上に、その貧富の差もすごいらしい。丘の上の十字架は、充分、観光スポットなのに、丘の途中までが貧民街で治安に責任が持てないから、地元の人しか行かないらしい。貧富の差が、学校に通えるかどうかになり、その学力差がそのまま貧富の再生産につながるわけだから、日本に出稼ぎして稼ぐペルー人が増えるのも、よくわかる。日本で稼いで、そのお金で進学することで、貧困から脱出を目指すのだろう。
| （上中）サン・クリストバルの丘 丘の途中までが治安が悪いらしい （上右）ねずみ取り中の警官 （下左）信号待ちの間に、キャンディを売っている人 （下中）かなりステキなバイク （下右）歩行者用信号機 新しいものは下の人が歩きます |
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あと、ずっと気になっていたペルーの国旗の件も解決。シンボルがあるのが正式なもので、官公庁ではそれを使っているんだって。でも、シンボルのないのも認められていてオリンピックの応援でもそれを使っているんだってさ。
| アルマス広場で大統領官邸、カテドラルを見て、サンフランシスコ教会も見て、ラルコ博物館を見学したけど、この日一番の出来事は、お土産の時間のこと。お土産屋さんで買い物をして、希望者の第２陣でスーパーに行ったんだけど、話しながらで集中していなかったため、帰り道がわからず迷子になりかけた、というか、迷子になった。迷子の原則は、スタートに戻ること。その途中で、若い夫婦に会って助かった。あのまま、さまよっていたら、今、ここにいなかったかも。 （上右）サン・マルティン広場 |
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| 13日の昼食（La Muralla） （上中）チチャモラーダ |
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| 恋人達の公園 抱き合ってキスしている恋人の像をいろんな角度から撮ってみました。 ペルー人の芸術家ビクトル・デルフォン氏が制作したが、男性の像は自分がモデルらしい…。 |
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「ペローニ」 |
「ピルセン」 ペルーの老舗ブランド |
「クリスタル」 国内最大のブランド |
「クスケーニャ」 クスコのビール。いろいろ飲み比べた中で、一番美味しかったな。 |
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日本時間13:15 ＤＬ２９５内
気がつけば、アトランタ時間でも、15日00:15になっている。あと３時間かな。
最終日の夕食は、ラルコ・マルで、後輩夫妻と。結局、ずっとお世話になりっぱなしだったな。空港の待ち時間も、リマでも、アトランタでも、３人で過ごしたし。移動の時は、席が離れるけど、それ以外はずっと３人でいた感じがする。彼らにとっては、運が悪かったとしか言いようがないんだろうけど、１人参加の身では、正直助かった。もし、彼らがいなかったら、どんな行動になったんだろう。これまでのエジプト、中国、南米と、効率を重視すれば、ツアーは便利だけど、１人参加にならざるを得ないから、今後は、検討しないといけないな。まぁ、ＨＩＳのツアーだから、若い人中心だったかもしれないな。ＪＴＢや近ツリだったら、また状況が違うかな。
いろんな人と話していると、次回は、トルコか、アンコールワットかな。タージマハルやスペイン・ポルトガルもいいな。どちらにしろ、１人自由旅行で行けるところだね。
★謝辞
添乗員の遠藤さんやガイドさんをはじめ、一緒のツアーに参加した皆さん、本当にありがとうございました。特に、今回、偶然に（運悪く？）同じツアーになり、一緒に食事をしたりしてくれた後輩の２人は大感謝です。今年も、楽しい旅行ができました。ありがとうございます。
私の写真の日記なんかより、旅行には、こんな情報が必要なんだろうなぁと、番外編を作りました。あくまでも、私の経験のみに基づいたものですが、旅行の参考にして下さいね。
| １、１０ソル札 次のお金の話に書いたように、１０ソル札を使ってしまい、持ち帰ってくることができませんでした。忘れていることに気がついたアトランタ空港でも、ソルは両替できないと言われてしまいました。 |
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ペルーは、米ドルがそのまま使えるので、現地通貨のソルには両替せず、スーパーでお釣りでもらった分しか、使いませんでした。（スーパー以外のお釣りは、ドルでお釣りをくれました）
唯一、例外が、トイレのチップで、基本１ソルです。持ってない場合は、１ドル払うと2.5倍払ったことになってしまいますので、ちょっと損です。チップ不要のトイレもありますし。
また、ソルは、ペルー国内でなければ、両替できないため、小銭を除いて、使い切ってしまいました。 しかし、１０ソル（ソーレス）紙幣の表が、マチュピチュの絵だったのを失念してしまい、使ってしまって、その後、手に入れることなく帰国してしまいました。
朝晩は冷えましたが、長袖のシャツ、フリース、ウインドブレーカーの重ね着で、大丈夫でした。昼間は、暖かいので、どんどん脱いでいき、シャツは腕まくりで半袖になりました。冬に着ているジャンパーを持っていったのですが、必要なかったです。
マチュピチュに行くときに、荷物を分けると思いますが、修学旅行などで使うようなドラムバッグ（ビニール製で折りたためるようなバッグ）があると便利だと思いました。私は、手荷物用のリックサックに詰めたので、ちょっと不便でした。デルタ航空は、あずける荷物が２つまで大丈夫なので、マチュピチュ用のバッグにおみやげなどを詰めて、２つにしている人がいて、うらやましかったです。
| ４、インカコーラ ペルーでよく飲んでいたインカコーラが、なんとうちの近所、国立駅の前の本屋で売っていました。 |
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