1997年10月４日から10月17日まで、ヨーロッパ旅行に行ってきました。そのときの日記をもとに、旅行記をアップしていきます。また、今になって書き足したいことなどもありましたので、「＃」マークで書き込んでいこうと思っています。
| 日本 | 香港 | |
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| トランジットで立ち寄りました。 | ||
イタリア共和国って、どんなとこ？外務省に聞いてみよう。
オーストリア共和国って、どんなとこ？外務省の聞いてみよう。
ドイツ連邦共和国って、どんなとこ？外務省に聞いてみよう。
1997年10月
４日（土）
日本発 香港見学 香港発
５日（日） シエナへ
６日（月） シエナ観光
７日（火） ベネチアへ
８日（水）
ベネチア観光 ザルツブルクへ
９日（木） ザルツブルク観光
10日（金） ミュンヘンへ（ダッハウ、ホーフブロイ）
11日（土） ニュルンベルクへ
12日（日） バンベルク、ヴュルツブルクへ
13日（月） フランクフルトへ
14日（火） ハイデルベルクへ出張
15日（水） マインツへ出張
16日（木） 日本へ
17日（金） 帰国
実習の感想をまとめる余裕もないまま、今、香港の啓徳空港にいます。今回は、香港での乗換が６時間以上あったので、香港の市街に出ましたが、ビクトリア・ピークに登ってから船でこっちに戻ってきただけで、空港使用料100香港ドル（1500円くらい）もとられてしまいました。
＃ある意味とんでもないスケジュールでした。
＃ ９月26日（金）で教育実習終了
＃ 28日（日）に高校のクラス会
＃ 10月１日（水）に飛行機のチケットを買う
＃ ２日（木）にまた授業をして、その後ユーレイル・パスの購入
＃ で、４日（土）に出発ですから。
＃ 香港の啓徳空港は、着陸のとき香港大カーブという伝説のコースがあり、
＃まるで光の海の中に降りていくような感動を味わえました。
＃このコースを、一昨年のヨーロッパ旅行のときに味わいましたが、
＃今回は、昼間だったために、「光の中に…」っていうわけにはなりませんでした。
＃この啓徳空港も閉鎖され、香港新空港ができてしまいましたね。
＃ このこっちに戻ってきた船っていうのは、あの沢木耕太郎が好んだ香港の船です。
＃確かに安上がりで、感じのよい船でしたよ。
去年のイタリアのように、時間の限られた自由っていうのは、私をホームシックにするようです。挙げ句に、こんなに人がいるのに自分は一人なのですから、精神的にまいってしまい、7:00過ぎからずっと空港にいますが、食欲もなく、両替もしてしまって、現在何もできません。
＃ この前の年のイタリア（ローマ）の時も、残り後何日という中の自由で、いろいろ落ち込んだりしました。
＃今回は、同じような顔をしたアジア人の中で、
＃言葉が通じないというプレッシャーがあって、本当にブルーになってしまいました。
ビクトリア・ピークは、夜景はもっときれいだと思うけど、明るくてもとってもきれいだったよ。眼下に望む香港の景色はすばらしいね。そういえば、今回は、光の中に降りていくのを体験できなかったけど。
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| ビクトリア・ピークからの香港 | フェリーからの風景 |
ビクトリア・ピークに行くまでのトラムもＧｏｏｄ！まじにななめになって、ジェットコースターで登るとき見たい。その体勢のまま、景色を見るのもおつなものだね。
フェリーもたった２香港ドルで、海からの景色も見れるんだから、超お得！
＃ このときは『深夜特急』を読んでなかったけど、純粋に感動していたね。
そろそろ９時になるので、日記はもうおしまい。明日はシエナへ。
日本時間・香港時間では、もう充分５日だけど飛行機の中で時間はわからないし、外は暗いんでそのまま続きね。
＃ この日２度目の日記記入です。文章からもわかるように飛行機の中で書いているようです。
＃ このときの私の時計は、香港時間（日本との時差は１時間だったはず）でした。
飛行機の中では散々だった。っていうのも、スパークリングワインがおいしかったんで、飲み過ぎて酔っぱらった。うーん、何度トイレに通ったことか。反省。
＃ 飛行機の中は気圧が低いのでアルコール類は飲まないようにしてるんだけど、
＃このときは、前の席の人がスパークリングワインを頼んで、
＃その開ける「シュッポッ！」って音がよかったんで、ついつい頼んでしまいました。
＃で、その結果が二日酔い。飛行機のトイレで吐くという大醜態でした（笑）。
まぁ、後２，３時間もすれば、ローマに着くかな？
現在、テルミニへ行く電車の中。飛行機が6:00頃に着くから、空港でフィレンツェに語学留学しているお姉さんとダベる。あいかわらずイタリアは、「イタリアン」である。
＃ ここで書かれているテルミニって、ローマの駅の名前です。
＃ 相変わらずの「イタリアン」さは、空港のタクシーでも感じられました。
＃ユーレイルパスを持っているのでタクシーなんて乗りませんが、
＃「まだ何時間も電車がないから」とか
＃「（アッシジの）地震で、北に行く電車は動かない」とかよく分からない情報で、客引きをしていました。
＃語学留学のお姉さんがイタリア語で、うまく断ってくれたので、苦労はしませんでしたが…。
テーブルを発見したので、続き。古いトーマス・クックしかないので、移動に困りそう。テルミニでも「ｉ」に直行しないと。
＃ ちょうどトーマス・クック（時刻表）の改訂版がでる時期だったので、
＃それ以前のしか手に入れることが出来ず、多少、時間が違い、苦労したこともありました。
香港からローマまでの飛行機では、隣は台湾人のお姉さん。お母さんが大阪の人と結婚したとかで、日本語もしゃべれる。オレは、あいかわらず壊れた英語である。
うーん、今日は女性ネタが多いな。まっ、シエナに行くから仕方がないか！
＃ ずっと前に書いたかもしれませんが、私の友人に、このイタリアのシエナから
＃名前をとった「詩絵菜ちゃん」って女の子がいます。
＃そのシエナに行こうって言うのが、今回の旅行の第一目的でした。
10:15 現在、私は、CHIUSI-CHIANCIANO TERMEというじゅげむみたいな駅にいます。テルミニでは、左を見るとなつかしいマックがありましたが、直乗り換えでこの駅に、途中でフィレンツェに行くメグさんに再会。で、今別れてシエナ行きの電車の中で書いている。席の後ろには、日本人のお姉さんがいるが、話しかけられるかは不明。そういえば、日本の男性に会わないな。
＃ この日２回目の日記記入ですね。
＃ 結局、話しかけずにシエナに着いてしまいました。
＃まだ初日だから、そんなに日本語が恋しくなることはなかったですしね。
19:00 現在 シエナのユース
駅から直ユースに来たら、15:00まで開かないとのこと。で、そこで、今回初めて日本人の男の人に出会う。シエナに２泊する覚悟でを決めて、ユースが開くまで待ち。入ってから市街へ。明日の下見をして、夕飯をして帰ってきた。もうシャワーを浴びて寝るしかないので、日記を書いている。
＃ ３回目も書いてます。
まっ、今日のまとめであるが、飛行機で台湾のお姉さんと話し、空港であったメグさんと再会。シエナへの電車の中のお姉さんには声をかけられず、ユースへ。で、会った彼と市街へ行き、飯して帰還。
明日は１日中シエナ市街を散歩。
今日の彼は、青木君といって、シエナに留学するためで、住むところを見つけるまでユースにいるそうです。去年のパリでの映画を作るために留学した彼を思い出すね！
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| シエナの路地 | |
今日は日記をつれていかなかったので、ユースに戻って、一段落して書いてます。
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| マンジャの塔 （左）路地から取ったマンジャの塔の全景 （中）ドゥオモ美術館の塔からのマンジャの塔 （右）カンポ広場で記念撮影 |
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朝早めにユースを出たのに、市役所のマンジャの塔は10:00からなんで、カンポ広場周辺をうろうろしていた。マンジャの塔は、とっても高くて見晴らしがよかったけど、今日は、昨日のトスカーナ晴れではなく、少し残念。それから市役所の博物館に行ったけど、私にはキリスト教美術はわからないね。国立美術館は見れずにドゥオモへ。ここで、雨が降ってきて、雨やどり。ドゥオモ美術館の塔からは、マンジャの塔が見える。シエナっぽいいい景色。結構穴場かもしれない。
＃ マンジャの塔は、シエナで一番高い塔だけど、よく考えるとわかるが、
＃それに登ってしまうとその塔を見ることは出来ない。
＃そのために、ドゥオモ美術館の塔からマンジャの塔を見るって方が、いい景色だったよ。
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| （左）マンジャの塔の上でドゥオモと記念撮影 （右上）マンジャの塔の内部（下が見えないくらいの高さです） （右下）マンジャの塔の上からカンポ広場を撮影 |
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マンジャの塔からのシエナの風景 |
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| シエナのドゥオモ （右）内部まで、しましまです |
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そーこーしていると、財布は空っぽ。「ｉ」は両替やってないっていうし、見つけた銀行は、機械が壊れてるってゆーし、結構な時間、空腹でさまよっていました。日本人ツアーが、どんなにうらやましかったことか。まっ、レートの悪い両替屋で換えましたけど。
＃ なぜか、今回の旅行は、両替に苦しんで、貧乏になったりしてます。
＃このあとも、ベネチアとヴュルツブルクで、事件があるし…。
＃ シエナは、トスカーナの町ってことで、けっこう日帰りツアーで日本人が来ています。
＃私のように何日もぼーっとしたりはしませんが。思ったより、行きやすい町ですね。
で、サン・ドミニコ教会やサン・フランシスコ教会へ散歩して、駅で時間をチェックして、ユースに帰還。
現在 20:45
部屋にいたら、昨日から一緒のカルフォルニア人が、パスタとワインをごちそうしてくれた。どっちもとってもおいしかった。今日の夕食は、レストランテで、ピザとデザート。甘いものっておいしいね。
＃ 同じ部屋の人と仲良くなれると、ユースっておもしろいね。
＃このカルフォルニア人も、自炊するアメリカン人で、近所の食料品やで仕入れてきたものを
＃自分で料理していました。で、そのご相伴にあずかったわけです。
9:00 現在 シエナ駅
ダッシュしなかったために、２時間の電車待ち。今日中にベネチアに行けるでしょうか。ベニスで、ユースに泊まれるでしょうか。何となく、先行き不安。最悪の場合、夜行でザルツかな？
＃ 市内のバスがちょっと混んでいて、駅に着いたときには、もう電車が来ていました。
＃ダッシュした人は乗れたのに、ダッシュしなかった私は乗れませんでした。
＃ってなわけで、無駄な時間を駅で過ごすことになりました。
ユースで会ったイタリア南部コロンビアに住むマルコさんは、おじさんの家へ。青木くんは学校へ。私は駅でヒマつぶし。まっ、いろんな人生があるさっ！
シエナの町で感じたこと。
なんかイメージとは、とても違った。もっと、小さな静かな町かと思ったいたら、城壁の外には、ニュータウンみたいなのが広がっているし、観光地っぽくない。昨日の朝は、早く町へでたけど、9:00前後は、一般市民の通勤通学で騒がしく、9:30頃はとても静かで、10:00頃から観光客で騒がしくなる。そんな町でした。
坂の多い小道を彼女と一緒に歩くのが、かっこいい町かもしれないね。
＃ ローテンブルクのように、町の城壁の外は野原で、
＃城壁内は中世の町って感じのシエナを想像してたけど、もっと、普段の生活がある町でした。
＃ この9:30頃の静けさのカンポ広場で、ゆっくりするのもすてきだったね。
13:38フィレンツェ駅発 14:25ボローニャ
フィレンツェの悪夢復活。忘れようとしていたあのフィレンツェでまた事件。ベネチアへ行く電車が予約が必要だからって、ｉに並んだら、切符売り場は別って言われる。そのｉは伝説の「イタリアン」のところ。なんか、因縁を感じるね。
＃ 前年の旅行で、夜行で着いたのに両替が出来なかったり、待たされたりしたｉがここ。
＃さらに、前は、フィレンツェでＹＨに泊まれずローマまで行った過去まである。
＃私にとってフィレンツェは鬼門。
＃ まっ、今回は、切符売り場でなく、ｉに並んだ私の失敗だけど。
＃でも、駅の目立つところにｉがあって、よくわからない影に切符売り場がある方も悪い。
で、ESに乗ったわけだけど、揺れまくり。Euro
Starを名乗るのは罪でしょう。なんか、ベネチアでも何かありそう。ＹＨに泊まれなかったら夜行で、ウィーンかミュンヘンかフランクフルトだね。
＃ ヨーロッパの電車にはいろんな格付けがあるけど、ESはかなり上のはず。
＃それがあんなに揺れまくるとは…。
今日の教訓。フィレンツェはやめましょう！
| 21:40 ベネチアのＹＨ なんだかんだ言っても、４時過ぎには、ベネチアについて、船に乗って、ＹＨにも泊まれました。町へ出たら、「世界のミサ」とやらをやっていて、まっ、両替をして、ゴンドラに乗ろうとして、雨に降られてしまいました。今回の旅行では、私は雨男かもしれない。 明日は、昼間、ベネチアを散歩。夜、ゴンドラで、22:00の夜行でミュンヘンに行く予定です。ミュンヘンからザルツへは、SANAさんのまねでもしてみましょう。 |
 ベネチアのＹＨ |
 ＹＨのある島 |
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 「世界のミサ」（？）でライトアップされた サン・マルコ寺院 |
| 前日の天気を次の日の１回目に書くことが習慣になっているね。 ＃ １日に何回も書くから、天気はそのときの天気しか ＃わからないので、次の日に書くようになっていました。 16:15 リアルト橋そばのマック 朝一番に駅へ行き、クシェットを予約。ＹＨに泊まるのと、料金は大差がない。まっ、寝てる間に移動できるだけマシか。飲み物も手に入れておきましょう。 で、お約束通り、サン・マルコ寺院の塔と、サン・ジョルロ・マジョーレ島の塔に登る。どっちもエレベータで上がれるので、楽。でも、シエナの２つの塔の方がよかったな。 |
 水上バスのバス停 |
 ベネチアの運河 |
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| リアルト橋 | |
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| サン・マルコ寺院 | ため息橋 | サン・マルコ寺院遠景 |
| で、昨夜、ＹＨの日本人の人からの情報で、ムラーノ島へ。ベネチア・ガラスの産地で、実演も見せてくれました。ここで、今回の旅行最大の散財。36000リラのグラスに送料をたして72000リラ。うーん、カードをもつのは、考え物だね。でも、すごくいい島で、ゆっくりしてきました。 ＃ よく考えれば、同じものをもう１つ買って、 ＃送料をまけてもらった方がよかったんですね。 ＃そのときは、高い買い物で、ドキドキして頭が回りませんでした。 |
ベネチア・ガラスの実演 |
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本島に戻って、ドゥカーレ宮殿をガイドを借りて見学。時間はかなりかかったけど、わかりやすいしおもしろいね。7000リラは少し高いけど。
＃ 電話機みたいなガイドの機械を借りて回りました。
＃１回使ってみたかったんですね。＜本当にミーハーだな。
サン・マルコ寺院は内装もいいって聞いていたけど、あんま。シエナのしましまのドゥオモの方がよかったね。
これからの予定は、夕食して、ゴンドラ乗って、夜行でミュンヘンへ行って、ザルツブルクへ。明日もハードになるかな？
21:55 ベネチアの駅
くわしい話はまた明日にして。ゴンドラが終わって、駅に戻ったら、荷物のお金が足りなく、中国の人にもらう。とってもありがとうです。
7:00 ミュンヘン駅
とうとう来ました愛しのドイツ。なんて言っていても、私は今からザルツブルクへ。とりあえず、朝食しようと両替に行くと、前の記憶のまま両替所はあるし。久しぶりの町って感じだね。
昨日の話 ゴンドラは歌う人とは違う船だったけど、でも楽しかった。ゴンドラに揺られながら、ベネチア最後の夜を楽しみました。 駅に行く前に、どうしてもトイレに行きたかったら、トイレ屋を発見。１回500リラでした。 駅に戻ったら、荷物に追加料金5000リラ必要なのが、発覚。で、所持金は3550リラ。両替所は閉まっているし、困ってしまった私は、東洋人の人に声をかけて（日本人ではなく、中国人だったけど）「お金がなくて困っているから、少しください」って頼んで、1500リラもらった。もし、足らないままだったら、夜行のチケットをパーにしたあげく、無一文で、ベネチア駅だったかもしれません。本当に中国人の人ありがとう。 |
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夜行は、インスブルクで降りてザルツに行くイギリス人の女の人と一緒。パリ－ベルリンみたいなことがあるかなって思ったけど、何もなし。途中で乗ってきたドイツ人のおばさんには、ミュンヘンは大都会で、インターナショナルだから、地方へ行こうって話をされた。
電車が動き出しました。でも、机さえあれば、字が書けるんだから、ドイツの電車って優秀だね。
| 20:30 ザルツＹＨ ザルツでどうこうする予定もなかったんで、サウンド・オブ・ミュージックのツアーに申し込んで、ＹＨでぼーっとしていたら、京都の学生に会って、昼飯を食って、旧市街を散歩。ケバブというものを初めて食べました。結構ドイツでみんな食べているっていうけど、オレはもっぱら駅のスタンドだったから。結構おいしいものだったけど、少し高かったかな。彼は、旧ユーゴを回ってきたって言っていて、スロベニアがとってもよかったって。今度は、旧ユーゴへのツアーでもするかな？ サウンド・オブ・ミュージックのツアーは、４時間の英語の授業でした。なんてったって、説明の半分くらいしかわからないんですから。でも、いろんなこと回って、おもしろかったよ。家へ戻ったら、ビデオを見て、復習しないとね。 |
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明日は、旧市街を見て、お金がなくなったら、ミュンヘンへ行き、ホーフブロイで飲むぞ！
＃ ベネチアの経験が、懲りてませんね。でも、オーストリアのお金がなくならないと、
＃再両替をしないといけないから、いろいろと使いましたよ。
| 11:10 ザルツブルクHbf発 金がないなら体で、ということで、ノンベルク修道院から、ホーエンザルツブルク城まで登ってしまいました。朝早いので、入場料は後払いで、見に行ってきました。モーツアルトの家が見つからないので、駅に行き、みやげを買って、今、ミュンヘンへの電車の中です。 そーいえば、ベネチア、ザルツときちんとした別れ方をしていない。ベネチアＹＨでは、朝会わずに出てしまったし、今日も、朝と昨晩会わないままです。なんか今回の旅行は、人間関係が希薄なのかな？ |
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 ミュンヘンのＹＨ |
まっ、まじめな話はこの辺で、旅行記の続き。今回は、雨男なのかもしれない。今も雨が降っているし、シエナのドゥオモも、ベネチアの初日もだし、昨日も降られました。雨が、ガンガン降っているなか、ミュンヘンのＹＨへ。今回初のリピーターです。SANAさんや亮さんと出会ったあのＹＨは、当時のままでした。次の日の泊まるところを探してかけまくった電話や、カーテンのないシャワー、駅から結構歩くとこなど、懐かしかったです。 ＃ ここのＹＨは、実は古城ＹＨでした。内装からは想像がつかないし、 ＃外装は前回は夜に着いて朝はSANAさんたちと一緒だったから ＃振り向くことがなかったので、今回初めて気づきました。 夜は、１人で、ホーフブロイへ。自分の英語力では、会話を楽しむには、ほど遠い。１リットルのビールの飲みながら「Don't
sleep」と言われ続けただけでした。まっ、去年のオクトーバ・フェストなみの楽しさを期待する方がまちがえだけど。 |
| 今日は、朝起きて、シャワーを浴びて、メシ食って、SANAさんと亮さんに手紙を書いて、２階建ての列車に乗って、ニュルンベルクです。ここのＹＨは、本当に古城ＹＨです。バッハラハは内はそれっぽさがなかったけど、ここは内もそれっぽく石の柱や狭い階段など、おもしろいです。で、昼食は、ニュルンベルガー・ソーセージとビールで、それから町をうろうろしていました。そーいえば、ここの噴水は、３回まわすと願いがかなう輪があって、そこで写真を撮ってもらおうと頼んだら、親切な人で「まわしているとこにしよう」と、ドイツ語で言ってくれました（たぶん）。で、そのシーンを撮ってもらいました。で、寒くなってきたのでＹＨに戻って日記を付けて、荷物を出してから、夕食に出撃するつもりです。 ＃ ニュルンベルクは、第二次大戦後のニュルンベルク裁判が ＃開かれたところだったので、 ＃ｉで裁判所の跡を悪戦苦闘しながら聞いたけど、 ＃遠いということなので行けませんでした。 ＃ ドイツ人って日本人と同様、写真が好きだよね。 ＃旅行をしていて写真をたくさん撮っているのは、 ＃日本人かドイツ人のような気がするし。 ＃この手の企画写真も日本人もドイツ人も好きだよね。 |
 ニュルンベルクのＹＨ |
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 噴水の輪を回すまっけん |
 ニュルンベルクの街で |
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そーいえば、なんとなく今回の旅行は、お母さん好みかもしれない。シエナに連泊してゆっくりしてみたり、ベネチアでゴンドラに乗ったり、ザルツまで足を延ばしたり、今日は古城ＹＨだし。そーいえば、ベネチアのムラーノ島もそうだよね。うーん、スポンサー強しか。
＃ 自分の意志で、いろんなことをしているつもりでも、ちょっと考えてみると、
＃日本から遠隔操作をされているような感じがした。
＃現地の人と触れ合う、っていうよりも、ただ単に観光地巡りになっていたのかもしれませんね。
20:15 ニュルンベルクＹＨ
今日の夕食は、Niftyのフォーラムで教えてもらった救済院の１階のレストラン。１人で入って何となく気まずかったけど、ウェイターに教えてもらった牛の肩骨付き肉とじジャガとザウワークラウトの料理とフランケン・ワインにした。フランケンのあの辛さは、去年のフュッセンのＹＨを思い出すね。料理もとってもおいしかったよ。
＃ メニューを見ても何がなんだかわからないから、
＃会話集の「お勧めは何ですか？」を使って聞きました。
＃そうしたら、ウェイターのお兄さんも、ボディランゲージで教えてくれました。
明日の時間を調べに駅に行ったら、大きなテレビでドイツ対アルバニアのサッカーの試合をやっていたので、一緒に応援した。前半０－０で帰ってきた。
＃ 何の試合かいろいろ聞いてもわからなかったので、前半でＹＨに戻ってしまったけど、
＃実はＷ杯予選で、この結果ドイツはフランスＷ杯に出られることになったと、
＃日本に戻ってから知りました。試合が決まるまでいたら、大騒ぎだったのにね。
明日は、バンベルクによって、ヴュルツブルクかな？
8:50 ニュルンベルクHbf発
雨の中をＹＨを出て、今、バンベルクへの電車の中。バンベルクで昼食して、ヴュルツブルクへでも行きましょうか？でも、いいかげん、晴れてくれないかな。
＃ なんかずっと雨だったような思い出があるこの旅行でした。
＃折り畳み傘だったので、ちょっと不便だったり…。
＃でも、雨だからって行動が鈍ることは、少なかったかな？
17:30 ヴュルツブルクＹＨ
先週の今頃は、シエナＹＨの１泊目だったんだよね。すごく前のことに思える。それから、ベネチア、ザルツ、ミュンヘン、ニュルンベルクだから、よく考えれば、そうだけど。それなりに充実してるから、長く感じるのかもしれない。
なんて先週のことを思い出していたのは、今日が日曜日だから。先週は香港で両替した分で生活していたから、日曜なのを知らずに済んだわけだ。なのに、今回の土・日は、銀行が閉まっていて両替できず、昨日は駅の両替所で出来たけど、今はニュルンベルクで両替しないで出てきたら、バンベルク、ヴュルツの駅のどっちにも両替所がない。挙げ句にここのＹＨは、カードだめだし。手元に残った3.90DMで夕食するにはマックしかない。ポテトのＳとファンタのＳで3.50DM。今、財布の中には0.40DMしかない。明日もここに泊まって、明日一日中フランケン・ワインを買う予定だったのに。まっ、さっき、Citi
Bankも見つけてきたんで、朝一で両替ですね。
＃ 今回の敗因は、駅の規模を読み間違えたこと。
＃ニュルンベルクとヴュルツブルクは、同じくらいの駅だと思ったのに…。
＃駅の両替所は、年中無休なので、営業時間さえ把握しておけば、
＃とっても便利なのに、ないこともあるから困るね。
＃ マックは、買うときに全部の値段がわかるから、こういうときは便利だよね。
＃でも、よく考えたら、ちょっとリッチなレストランに行けば、
＃カードが使えるから、こういうときこそカードを使うべきなのにね。
| うーん、貧乏くさくなってきましたが、今回の旅行は、去年よりもリッチなんですよ。日記に書き忘れてるけど、昨日の昼食は、ニュルンベルク・ソーセージとビールだし、夕食は、肉とフランケン・ワインでしょ。今日の昼食だって、バンベルクで肉とビールなんだから。前は３週間にて、パリとローマだけでレストランだったけど、今回は失敗も含めれば、シエナ、ベネチアでも食べているから、５回もレストランに入ってる。まっ、今回は、シエナとドイツの食い倒れツアーだからね。 ＃ 前回は、１日8000円くらいで生活していたのに、 ＃今回は１日１万円を越える日もしばしば。 ＃食費が一番かかるんですね。 まっ、今回は、バンベルクの話。バンベルクには、ラオホビアという煙を通した麦で作ったビールがあるって話で、今回もNiftyで話題になっていたレストランに行って来ました。このお店は、ビールの旅行の本にものっていました。席についてウェイターが来るなり「ラオホビア？」って聞くんで「イエス」って答えてから、メニューをもらいました。他の普通のドイツ人なんかは席につくと何も聞かずにビールが出てきていました。違うものが欲しい場合は、断ってから頼むわけです。うーん、さすがだね。今回もウェイターのおすすめに従って、Schweinebraten
mit Wirsing und Klossを頼みましたが、これはお肉とほわほわしたジャガと、ザウワークラウトのみじん切りでした。昨日も出たジャガの正体は何なのでしょう。味の方も、とってもおいしかったよ。でも、２日続けて昼間から飲んでいるのは、不良かな？ |
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18:45 ヴュルツブルクＹＨ
もう出かける気にもならないし、お金がなくて非行動的になっている。このままもう１泊するためには、お金が必要なわけで、日本人がいたらと思って、レセプションで聞いたら、女の子なそうだ。女の子の部屋まで、わざわざお金を借りに行くほど、自分もぶしつけではない（と言っても、駅で見た東洋人に「金くれ」って言うことが、しつけのある人のすることでもないが）。まっ、朝食のときでも、タイミングをねらって、頼むしかないね。
＃ 前回書いたようにお金がなくなっていたので、ちょっと出かける気にもなりませんでした。
＃で、同じ日本人なら、うまく今の状況を説明して、借りることが出来るかなって思いました。
＃でも、さすがに女の子に借りるのはね…。
そーいえば、明日は月曜日。見学するところは、どこもかしこもお休み。城もレジデンツも休みなので、明日は、町をぶらぶらしながら、ワイン買いですね。さっき、ロビーで、シーボルト博物館なるものがあるのを発見。でも、当然、月曜休館で、火曜も15時から。どーするかは、明日の気分次第だね。
＃ シーボルトって、あの日本史で出てくる鳴滝塾を作ったシーボルト。
＃彼は、このヴュルツブルク出身で、日本のどっかの団体が支援して、
＃博物館が作られていた。ちょっと、見に行きたかったけどね。
もう、昨日の夜から、コートを出しています。そんくらい寒いのです。日本はどうなのでしょう。でも、一雨ごとに寒くなるこの季節。雨男のままだと、あっとゆー間に真冬になってしまいそう。
15:35 ヴュルツブルクHbf発
結局、ヴュルツは１泊で、フランクフルトへ。でも、ワインは買ったし、CitiBankで両替したし。まっ、いいか。
21:10 フランクフルトＹＨ
今日は、9:00にCitiBankで両替してから、ヴュルツの町をうろうろ。同室の日本人も、今日発つっていうから、オレもヴュルツにもう１泊することはやめた。ってなわけで、ヴュルツの見学地は、月曜は休みなんで、ただで市内観光。お城へ登って、町を見下ろして、川沿いに歩いて、ドゥオモとレジデンツは外観のみ。で、『歩き方』にのってたワイン屋で、ワインを２本仕入れてから、散歩して、Niftyでチェックしたレストランへ。さすがに、ワイン・レストランって感じで、メニューにたくさんのワインがのってた。とりあえず、適当に頼んで、食べ物も例のごとくおすすめを聞いて、それにした。で、出てきたのが、ザウワー・クラウトの豚肉包み。ワインもおいしいし、言うことなし。１人でさみしく食べていたら、向かいの席のおばさんが、乾杯を一緒にしてくれた。「Boy」って声をかけられるとこが、まだまだ未熟かな？
＃ 銀行が９時に開くからって、本当の朝一で行った。私はCitiBankのT/Cを使っているので、
＃CitiBankで両替すると、手数料がかからない。さらに、CitiBankはレートがいいので、
＃普段の両替を比べると、とってもお得でした。
＃ ここのワイン・レストランでも、ワインリストを見せてもらって、フランケン・ワインを買ってきました。
＃もっと、言葉がうまく話せて、ワインにくわしければ、セラーを見せてもらうのにね。
フランクフルトに来て、バスに乗ったら、ＹＨへ行く日本人の女の子と出会った。その人と今までずっと一緒だった。最後になって、花がそえられたね。ザクセン・ハウゼンに行き、今年はきちんとアップル・ワインを飲み、豚の塩煮込みを食べ、スープも飲み、フランケン・ワインまで飲むというブルジョアぶり。夕食だけで、30DMもかけてしまった。昨日とは大違い。で、明日、一緒にハイデルベルクに行くことになりました。もう、予定がない自由さだね。
＃ いつものように、バスの運転手に「ＹＨに行くのね？」って確かめて、
＃一番前の席の座っていたら、日本人の女の子が「ＹＨに行くんですか？」って
＃聞いてきたので、一緒に行くことにしました。
＃ せっかくだからと言うことで、夕食も一緒に食べました。
＃前回は、お子さまと勘違いされたザクセン・ハウゼンでしたが、
＃今年は無事に名物のアップル・ワインを飲むことが出来ました。
＃ もう、フランクフルトがゴールでしたので、出張するのも自由なので、
＃誘われたら、即ＯＫを出せました。
| 10月15日（水） 曇時々雨 19:00 フランクフルトＹＨ 最後に日記を１回空けてしまった。昨日は、日記を書く余裕がない程、遊んでいたから。 まっ、フランクフルトのＹＨもリピーターなら、ハイデルベルクもリピーターです。でも、今回は１回もＩＣＥに乗ってなかったんで、ＩＣＥで行って来ました。Ｏ型の関西人と関東人のコンビは、お互いに合わせながらも、マイペースでいるために、気楽に行って来ました。城まで歩いて登り、ワインも試飲してグラスをもらったり、お昼もセルフ・サービスのところでおいしかったし。学生牢も、また見に行ってきました。わいわい言いながら見る相手がいると、また、一段と違ったものだね。
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| ハイデルベルクの学生牢の落書き | ||
帰ってきてから、オレは洗濯に行き、それからまた一緒に夕食。前日食べられなかったフランクフルト・ソーセージを食べた。部屋に戻ってきたら、日本人の男の子がいたので、３人でまた飲みに行った。飲んで話して帰ってきたのは、11時過ぎだった。
＃ 鞄の中でシャンプーが暴発して、着替えがベトベトになってしまったので、
＃残り数日というのに洗濯に出かけました。
＃ 同室の男の子は、もう何日もフランクフルトのＹＨに泊まっていて、
＃そこを基地にドイツ国内日帰り旅行をしていました。
＃オクトーバー・フェストのために、ミュンヘンまで、２度も日帰りをした強者でした。
＃ いつも私は夜は怖いので、そんなに遅くまで出歩くことはありませんでしたが、
＃ＹＨのすぐ裏がザクセン・ハウゼンだったので、11時まで遊んでしまいました。
人間関係が希薄だって言っていた今回の旅だけど、最後になって、人との接触が濃くなったね。
＃ あんまり人との触れ合いがなく、買い物とかをしていた感じだったけど、
＃ゆっくり話す仲間がいて、とっても嬉しかったね。
| 今日は、マインツとヴィス・バーデンへ。同じＹＨに２泊もしたから、もう出ていこうって思っていたのに、荷物が重くリタイヤ。なんと３連泊に。ローマだって、２泊か３泊だったから、最高記録だよね。よく考えると、ＹＨに荷物を置いて、他の町に行くのは、SANAさんスタイルだよね。 ＃ 記録を見直すと、ローマＹＨには３連泊。でも、その前にローマの ＃ホテルがあるから、同じ町に泊まった記録は、ローマだね。 ＃ゆっくりするっていうより、駆け足の旅行が多かったんだね。 まっ、マインツは、去年泊まっただけだったんで、見に行ってきました。あのシャガールの青いステンド・グラスの教会や大聖堂、グーテンベルク博物館へ行って来ました。グーテンベルク博物館のFar
Eastのコーナーの日本の部分には、百万塔陀羅尼経が最古の印刷物として展示してありました。 ヴィス・バーデンのお風呂は温かいのもあって、GOOD!!２時間半もゆっくりしてきました。 |
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今日の夕食は、おととい彼女と行った陽気なおじさんの店。ヨーロッパ最後の夕食ですから。また、フランクフルト・ソーセージとアップル・ワイン。あの味がヨーロッパ最後の味になったけど、１人で食べる飯のさみしさを、久しぶりに実感しました。いい環境になれてしまうのもね。
＃ １人で食べるのと２人で食べるのでは、圧倒的に食べる時間が違う。
＃２人だと、いろいろ話しながらだから楽しいけど、１人だとあっという間に食べ終わってしまいさみしい。
＃いつもはそんなことを感じなかったのに、いい環境に慣れてしまいましたね。
まっ、明日は帰国だ。ゆっくり寝るかな。
11:10 フランクフルト空港
最後の最後になって、暑いくらい晴れています。雨続きだった旅行だったのに。
チケットの発券も終え、後は帰るだけ。このゆったりした生活から、きっちりした生活に戻らなくてはいけません。まっ、今回の旅行も今までいろいろあったけど（フィレンツェ事件再来、ベネチア金欠事件etc.）、今となっては笑える思い出だね。あと、２時間半、空港内をうろうろして、ヨーロッパ旅行の最後を楽しみましょう。
＃ 午後の便だったのに、朝から空港に来てしまい、ヒマを持て余していました。
＃マインツかヴィス・バーデンかに行く時間はあったの、もったいないことをしてしまいました。
＃今回の旅行をゆっくり思い出す時間には、恵まれましたけど。
これで、今回の旅行記はおしまいです。おつきあいありがとうございました。
