| 日本 | クロアチア |
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クロアチアの切手
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| イストリア半島のイグアナドン | 98年サッカー・Ｗ杯で３位になったクロアチア |
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| ローマ・カトリックと結びつきの 強いクロアチアが分かりますね。 |
はじめに
1998年10月３日から10月15日まで、クロアチア旅行に行ってきました。そのときの日記をもとに、旅行記をアップしていきます。また、今になって書き足したいことなどもありましたので、「＃」マークで書き込んでいこうと思っています。
最初、クロアチアに行こうと思ったのは、1996年、ローマのＹＨで会った美人のお姉さんに「つい最近まで、戦争をしていた国だ」って言われて、その人の国がクロアチアだと気が付いたという経験があったからでした。
次は、サッカーのワールド・カップで、日本と試合をする国だったからでした。 あとは、岩波新書などを読んでいるうちに、「国民国家」と民族の問題について考えるようになったからです（こう見えても、私は、教育学部で歴史学を専攻していました）。
という大きな目的があったのですが、実際に行ってみると、肌で感じることがあっても、うまく話が出来なかったり、悲惨な戦争の記憶を思い出させるのが悪いと思ったりして、その話をすることはほとんどありませんでした。
そのために、旅行の目的を持たずにただうろうろしているだけで落ち込んだこともありましたが、『地球の歩き方』『ロン・プラ』の他に、直前に買った近畿日本ツーリストの『世界遺産を旅する ４ オーストリア・東欧』を持っていたために、クロアチアの世界遺産を回ろうという、新しい目的が出来ました。
＜旧ユーゴの数え歌＞
| 七つの国境 | 七つの国と国境を接している イタリア、オーストリア、ハンガリー、ルーマニア、ブルガリア、ギリシャ、アルバニア |
| 六つの共和国 | スロベニア、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、セルビア、モンテネグロ、マケドニア |
| 五つの民族 | スロベニア人、クロアチア人、セルビア人、モンテネグロ人、マケドニア人 |
| 四つの言語 | セルビア語、クロアチア語、スロベニア語、マケドニア語 法律で定められた連邦公用語は、セルビア・クロアチア語、スロベニア語、マケドニア語の三つ |
| 三つの宗教 | ローマ・カトリック、セルビア正教、イスラム |
| 二つの文字 | ラテン文字とキリル文字 |
| 一つの団結した 国家 |
一人の大統領（チトー）というバリエーションもある |
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クロアチアの国旗 クロアチアの国旗は、1990年に制定された。中央の紋章は、異民族の支配下で各地方（領邦）が分立していた時期が長く、クロアチアの国土が現在のような形で統一されたことは一度もなかったことを象徴的に示している。 石田信一「国土と民族の成り立ち」柴宜弘・石田信一編著『クロアチアを知るための60章』（明石書店 2013年）より引用 |
今、モスクワに向かうアエロ・フロートの飛行機の中。いつも香港経由の南回りの便だけど、今回は北回り。さっき、佐渡が見えました。出発は、１時間くらい遅れたけど、その他は順調。今回も、この日記帳をお供にして、14日まで旅行しましょう！
＃ 前回、前々回は、キャセイ・パスフィックだったので、香港乗換でヨーロッパに行っていました。
＃それ以外の飛行機で、ヨーロッパに行くのは初めてです。韓国は、ユナイテッドと大韓航空でした。
＃ 飛行機の上から見る佐渡って、本当に地図帳に載っているような形をしていますね。
モスクワ時間 16:45 in飛行機
さっき時差を修正した。今日本は21:45。もう夕飯は終わっているね。自分も２度目の食事が終わったところ。ちょっとアエロ・フロートの飛行機の中の雰囲気を。小さな飛行機なので、座席は２−４−２。半分くらいしか乗客がいないので、私は２席分で、横になって寝た。４席分で、体を伸ばして横になって寝られる人もいる。ローマ行きのせいか、若い女の子が多い。スッチーは、ちょっと香水がきついけど、ロシア美人。日本語は無理でも、英語でどうにかなっている。モスクワ−ザグレブ間は、英語を話す人がいるかちょっと心配。あと気になるのは、音がうるさいこと。他は、イスもクッションがあるし、座席間の幅も、あんまり変わらないし。着陸はどうかな？
＃ なんであんなに空いているかわからないけど、ほとんどの人が２席分を占領して、
＃横になって寝ていました。すごくリッチになった気分です。サッカーの中田も、
＃急いで帰ってくるとき、ファーストクラス１席よりも、エコノミークラス４席並びで取った方が、
＃疲れがとれると思いますね。
＃ 初めてヨーロッパに行ったときに、飛行機の中で英語が通じずに、隣の日本人のお姉さんに
＃通訳してもらった経験があります。今回は、どうにか自分の英語でも通じましたね。
＃ アエロ・フロートは、座席がベニヤ板だけだとか、足を入れるスペースがないとか、
＃様々な噂がありますが、私としては、そんなにひどいものだとは思いませんでした。
＃日本語の曲がなかったのがちょっと残念ですが（キャセイは、香港ヨーロッパ間も日本語の曲がかかります）。
| モスクワ時間 20:10 ＮＯＶＯＴＥＬホテル モスクワについてトランジットホテルにいる。ロシアのホテルってどんなものかと思っていたけど、ダブル・ベッドとシングル・ベッドがあって、シャワーもバス付きだし、超リッチ。でも、その分一人でいる寂しさがあるかもしれない。 【３日の支出】 |
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15:50 ザグレブのマック
ドブロブニクへのバスが、21:00発なので、ちょっとヒマしている。外は涼しくなったし、マックで暇つぶし。昨日は29時間、今日は26時間もあるから余裕があって当然かな？
＃ ザグレブのバス・ターミナルは、一番右の窓口がインフォメーションになっていて、
＃時間を調べてくれたり、どの窓口で買えばいいか教えてくれました。
＃以下は、その窓口でのやりとりです。
＃私 「ドブロブニクに行くバスは？」
＃窓口「（午後）３時だ」
＃私 （それにしよう、いや待てよ）「何時に着くの？」
＃窓口「（夜の）２時だよ」
＃私 （そんな時間に着いたって…）「８時くらいに着くバスは？」
＃窓口「（午後）９時だよ」
＃私 「そのバスのチケットください」
＃窓口「あっちの窓口だよ」
＃と、いうやりとりをしました（本当はこんなにスムーズではないのですが
＃…）。途中で気がつかないと、真っ暗ななかで１人でドブロブニクで待つと
＃いう経験をしたかもしれません（笑）。
| 昨日の夜は、シャワーが出ないで、試行錯誤。今日シャワーを浴びられないから、あせったけど、ネジをゆるめたら出た。ロシアのボロさかな？ ＃ ザグレブに着いたその日に、 ＃ 夜行でドブロブニクに行く予定だったので、 ＃ バスの中で寝るために、この日はシャワーもなし。 ＃ ２日連続でシャワーを浴びられないと、 ＃ 体がベトベトしますからね。 今朝は、トランジット・ホテルで話しかけた秋篠宮ヒゲでベオグラードに行く人と、ザグレブまで一緒だった木村さんと話してた。空港で、朝食のチケットを手に入れたのに、結局、配られず、食べられなかった。資本主義では、客の増加は利益につながるが、社会主義では忙しくなるだけらしい。そういえば、クロアチアは社会主義を放棄したのかな？ で、空港で、木村さんと別れて、ザグレブへ。バス・ターミナルに荷物を預けて、身軽になったのはいいけど、トラムに乗ったら、市のはずれのＮＫクロアチアのスタジアムまで行ってしまった。なかなか元に戻れないし。記念すべき初迷子だね。 |
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ザグレブは、最後にまた来るから、カメラも持たずに散歩した。何時間歩いたかわからないけど疲れたね。町のイメージ的には、ローマやドイツの街より、パリに近いような気がする。車の置き方なんかが特に。とりあえず、偵察は完了かな？
＃ 日記には書き忘れましたが、イェラチッチ広場のインフォメーションではお世話になりました。
＃ただでくれる地図に、トラムの路線図が着いているのが便利ですね。
クロアチアのお姉さんたちは、美人が多いけど、ちょっときつめなのと、年齢がわからないのが欠点。もう少し、いろんな人と話してみたいな！
| 空港バス | 20.00Kn | |
| ドブロブニクへのバス | 135.60Kn | |
| トラム | 2.00Kn | ×２ |
| 荷物 | 10.80Kn | |
| 昼食（マック） | 24.50Kn | |
| 夕食 | 62.00Kn | |
| その他 | 25.50Kn |
| 19:15 ドブロブニクのプライベートルームで 今日は、なんか一日中ブルー。ドブロブニクって街がしっくりこない。シエナやローテンブルクに海があるような感じだけど（って、よその街と比較する時点で、この街の独自性を否定してるけど）、シエナの方が活気があるし、ローテンブルクの方が観光客で騒がしいし、海ならベネチアの海の方が楽しいね。要は、人気の少ない静けさが肌に合わないからかもしれない。 海を見ていると、人間がちっぽけに感じて、悲しみとかさみしさとかを忘れさせてくれるっていうけど、ワクワクやドキドキも流しさってしまうのかもしれない。 今回の旅行って、一人でいることのさみしさを感じたり、常にワクワクしていなかったり、落ち込むことが多いね。クロアチア旅行は、夢のままにしておいた方がよかったかもしれない。ザグレブもドブロブニクもよその町の二番煎じのような気がして、ここがクロアチアである必然性がないから。 って、悪いことばかり書いたけど、よかったこともあるよ。 まずは、お昼の話。客引きの兄ちゃんにひっかかって入ったレストランだったけど、値段も味もそこそこ。隣の席の外国人（クロアチア人でも日本人でもないってことね）と、ちょっと会話してしまった。で、帰りぎわ、「Good by」をかわして、その後に、オレがちょっとキザだったけど「Have a good trip」って言ったら、「You,too」って言ってくれた。気持ちのいい触れ合いだったね。 その後、スルディ山に登って、上から眺めてみようって思った。独立戦争の時に、ユーゴ軍にケーブルカーを壊されてるから、歩いて行こうって思った。過去ログでも、誰かが歩いて行ったみたいだし。って、町の上がって、車道までは出たけど、その後がわからなかったら、近くを歩いていた少年が道を教えてくれた。彼の名前は、マリー。brotherのfamilyに日本人がいてアキヒロっていうそうだ。マリーは、オレよりもうまい英語を使うので、恥ずかしくなってしまう。 で、彼に教えてもらったのは、地面の登山道。ちょっと登ったら、ボスニアでは、舗装された道路以外は地雷があるから危ないって話を思い出した。さらに、『パーフェクト・サークル』でサラエボが包囲されているシーンも。ここは、クロアチアだからって思っても、それらのことが頭から離れず、足がすくんで動けなくなってしまう。結局、そこから引き返してしまう。せっかく教えてくれたのに、マリー、ごめんね。 今日、明日と夕飯は、大家さんに頼んだ。そろそろ出来る頃だろう。続きは、後で。 21:10 ドブロブニクの部屋で プライベート・ルームなるものは、初体験なので、点数はつけられない。難点は、バス停から遠いこと、部屋に机がないことかな？後は、ちょっと値段が高い気がする。でもボラれたってほどじゃないと思うから、許容範囲だね。 どうしてここの宿にしたかっていうと、夜行バスから降りてすぐおばさんにつかまったから。会議室で有名なルジィツァさんを探す余裕もなかった。まっ、何かの縁だから、大切にしようね。
【５日、６日の宿】
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 ドブロブニクの城門
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17:45 部屋で
昨日のブルーは、疲れから来ていたのかもしれない。よく考えれば、韓国から帰ってゆっくり休むヒマもなく、クロアチアに来ているのだから、当然かもしれない。
今日は、ロクルム島に行ってきました。うろうろしていたら、ロシア人の兄ちゃんにあって、一緒の泳いでしまいました。まっ、最初からそのつもりでしたが。砂浜ではなく、岩場から一気に足場のないとこまで行くので、一回であきらめてしまいました。お昼は、ネギとサラミをごちそうになりました。シエナのユースでごちそうしてくれたアメリカ人もそうだけど、自分で手軽に料理するよね。オレなんて、毎回外食なのに。
＃ てっきり砂浜だと思っていたら、岩場だったのでビックリしました。それも、
＃浅いところだと岩にひっかかってしまうので、一気に足が届かないほど
＃深いところまで泳がないといけないので、日本での海水浴を想像すると、
＃まるっきり違うものとなってしまいました。
＃ そういう季節なのでしょうが、風が強く、波が荒いので、足が届かないところで
＃浮いている不安があり、１回でやめてしまいました。
１人になってから、ヌーディスト・ビーチで素っ裸で日光浴。あの開放感は、心地よいね。そうやって寝ていたら、外人のおじさんに迫られてしまい、荷物を持って脱出した。あのままいたら、大変なことになっていたと思う。場所を変えて日光浴をしていたら、カップルがヌードでいた。女の人は、なかなかの美人だったけど、ああも堂々としていると、いやらしさを感じないね。
＃ 最初はちょっと抵抗があったけど、興味本位で、ヌードで日光浴をしてきました。
＃開放感があって、とってもよかったです。
今日感じたこと。
ドブロブニクのｉは、ツーリスト・インフォメーションではなく、ツーリスト・オフィスなんだね。総合的な観光案内所じゃない旅行会社だから、今朝、フェリーの時間を聞くために、グルージュのｉに入ったらフェリー会社の場所を教えてくれたし、バスターミナルのｉではチケット売場を教えてくれた。何でも屋的なインフォメーションはなしだね。
＃ 私のイメージのｉは、旅行に関することなら何でも教えてくれるところと思っていましたが、
＃クロアチアでは、日本のＪＴＢとかの様な旅行会社がｉの看板を出しているんですね。
もう１つは、子どもが人なつっこいこと。昨日のマリーもそうだし、夕方に旧市街に来る団体もそう。手を振ってくれるから振り返すと、「ヤパーノ？」とか「ジャパン？」って聞いてくる。そんなコミュニケーションもうれしいね。あと思ったのは、大人はほとんど「ヤパーニッシュ」って言うけど、子どもは「ジャパン」って言う。たぶんＷ杯の影響だろう。私が見た想像にすぎないが、男の子が私に向かって「ジャパン？」って聞くから、「イエス」って答えて手を振ってあげると、女の子が男の子に「日本って何？」って聞いて、「クロアチアに負けた国さ」って答えられているような気がした。本当に想像にすぎないけど、そんな感じがした。
＃ ドブロブニクでは、夕方になるとなぜか子どもの集団に出会った。学校の集団下校なのだろうか？
＃そんな子どもたちの集団とすれ違うと、必ず彼らは私に向かって手を振ってくれる。
＃そんな状況が日記に書いてあった。
＃私は外国語を聞き取る自信はないし、クロアチアの言葉を勉強したわけではないが、
＃「ヤパーノ」「ヤパーニッシュ」「ジャパン」の違いはあったと思う。
| バス | 5.00Kn | ×２ |
| 朝食（ピザ） | 8.00Kn | |
| ロクルム島への船 | 15.00Kn | |
| 自宅への電話 | 4.70Kn | |
| 宿代 | 250.00Kn | （部屋代 80kn×２＋夕食代 45kn×２） |
| その他 | 58.30Kn |
22:30 スピリットのプライベート・ルームで
今、洋服かけの中をのぞいたら、何ヶ月前かの日本製のシャツが出てきた。誰が忘れていったものかわからないけど、日本人が同じところに泊まったことがあるって、なんだかうれしいね。
＃ カバンの中に押し込めておいたコートを掛けようとクロゼットを開けたら、腐りかけのシャツが出てきて、
＃思わず広げてしまいました。そうしたら、日本製だとわかり、なんだか不思議な気分になりました。
＃ＨＰを見に来た人で、同じプライベート・ルームに泊まった人はいませんか？
＃（住所は下に書いておきます）
今朝は６時のバスでドブロブニクを発つから、精算を昨日のうちに済ませ、お別れをせずに出てきた。まっ、昨晩のうちにいろいろ話したからいいか。
＃ ６時のバスの次は８時のバスだったので、早めに出発したいと思い６時のバスにしました。
＃大家さんにそんなに早く起きてもらうのは悪いので、前日に事情を話し、先に精算しました。
＃そのため、前の日の夜は、夕飯後も大家さんとドブロブニクのことや今後の予定など、いろいろ話しました。
今日気づいたけど、ドブロブニクから北に行く途中で、１回クロアチアを出て、ボスニア＝ヘルツェゴビナを通るところがある。行きは何にもなかったけど、今日は、パスポート・コントロールがあった。ちょっとビックリ。
今日は、スプリットを通り越して、ザダルを見て、スプリットに戻って、明日フェリーでリエカに行く予定だったのに、ザダルまで行ったら集中豪雨で即時撤退。バス代と時間をムダにしてしまった。結局スプリットに２泊して、トロギルを見たり、市内を楽しんで、リエカかプーラに行きましょう。
＃ Niftyの会議室でも質問しましたが、最初はアドリア海をフェリーで移動する予定でしたが、
＃日程がうまく合わず、このあとも乗りませんでした。まっ、
＃その分強行スケジュールではなく、余裕を持って行動できましたが…。
21:20 部屋で
まだ、こんな時間なのに、おねむだけど、もう少し、いろいろ書いていきましょう。このプライベート・ルームも例によって、バス・ターミナルでおばあさんにつかまって来た。ちょっと高いと思ったから、値引き交渉までしてしまった。ロケーション的には、旧市街のすぐそばなんで、バスを使わずに済むけど、その分騒がしいし、シャツが落ちていたように衛生面も当てになりそうもない。まっ、寝る場所がある分、よしとしよう。
＃ このプライベート・ルームは、旧市街のすぐ外で、郵便局の裏で、映画館のすぐそばでした。
＃（こう書けば、スプリットに行ったことのある人はわかりますか？）そのため、真夜中も騒がしかったです。
３晩プライベート・ルームに泊まって思ったことは、ユースのように他の旅行者と接する機会がないこと。夜は、必然的に１人になってしまう。英語でもいいからダベりたいなって思う。
＃ ＹＨだと、ロビーなどに人が集まってくるから、自然といろいろ話を出来るし、ドミトリーでも、
＃同じ部屋の人と話が出来た。しかし、プライベート・ルームだと、部屋は１人だし、ちょっとさみしい。
明日もいい日でありますように。
| バス（ドブロ→ザダル） | 90.00Kn |
| 荷物 | 5.00Kn |
| バス（ザダル→スプリット） | 47.00Kn |
| 荷物 | 5.00Kn |
| 宿代（２泊分） | 225.00Kn |
| 夕食（マック） | 34.50Kn |
| スプリットの地図 | 25.00Kn |
| その他 | 10.00Kn |
【７日８日の宿】
PULJICAWA
SINJSKA 1
15:20 ザダルのバス・ターミナル
昨日と違いザダルは快晴。スプリットのバスを待っている間に書いています。そろそろ来てもいいころだけど。
＃ １時間に１本で30分に発車だと思っていたら大きな勘違い。
＃結局16時半まで待ってしまうことになりました。
| 今日は、まず、トロギルに行った。その前に、スプリットのバス・ターミナルで、日本人にあった。ドブロブニクに行くそうだが、下調べもせずによく旧ユーゴに来たと思う。戦争はもう過去のことなのだろうか。でもコソヴォのこととか考えると、オレはちょっと怖いけどな。 トロギルの町はとっても小さかった。B.C.1C.のカイロのレリーフとか、古いものがあった。聖ロヴロ大聖堂は、オレが一番初めの観光客だったらしく、宝物殿の扉とか、塔に登る階段を開けてくれた。何か、わざわざ悪いな。 そんなわけで、１時間くらいトロギルをうろうろして、ザダルに行こうってバス・ターミナルに行って聞いたら、バス停も何にもないところを指して、「あっちに行け」って言われた。わかんないから、うろうろしていたら、女の子の集団が声をかけてくれて、「ザダルに行きたいんだったら、あの人が集まっているところで待っていればいいよ」って教えてくれた。ガキとおばさん以外、というか若い女の子に声をかけられたのは、今回初めてだよね。 |
 トロギルの絵はがき |
ザダルへのバスは、ローカルバスで、いちいち停まっていくので、予定より１時間くらいオーバー。町もこれといって見所はなく、博物館もお休みだし、おまけに帰りのバスは１時間待ち。昨日といい今日といい、ザダルの町はフィレンツェ化してるね。
＃ 何かザダルの町はしっくりきませんでした。理由はわかりませんが…。
＃ たぶん、ザダルの町中が、工事中だったためかもしれません。
＃ この「フィレンツェ化」というのは、一昨年、昨年と続いたフィレンツェ
＃での失敗があり、フィレンツェが私にとっての鬼門になっていることから、
＃旅行中の失敗が続く町を、「フィレンツェのようだ」というようになりまし
＃た。
今、日記を書いているコーヒー・バーは、ファンタが10Knなのに、カプチーノは5Kn。自分の金銭感覚が、当てにならないね。
うーん、まだあと30分もある。今日みたいな行動をしていると、何かを見るために移動しているっていうよりは、移動するために移動しているような気がする。何のために、自分はここにいるのだろうとか無駄なことを考えてしまう。人と接する機会が少ないからかな。何か起きないかなっていう受け身の姿勢が良くないのかもしれないけど、君子危うきに近寄らずっていうように、無駄な勇気を出してもしかたがないしね。
他にすることがないから、だらだら書いているけど、クロアチアって国は、床屋が多いね。まりりんさんが本屋が多く文化度が高いって書いてたけど、それ以上に床屋が多い。それが何を意味するかは、わからないけど。
あと、緑の服が流行っているみたい。ド黄緑の服を着こなすセンスはすごいと思う。オレなんて、白・黒・青っていうポピュラーな組み合わせで精一杯なのに。
21:45 スプリットの部屋で
ザダルからスプリットに行くバスが、昨日は49Knだったのに、今日は58Kn。曜日か時間帯かバスのランクかわからないけど、50Knを越えるかどうかの差は大きい。
明日は、スプリットの市内を見て、プーラかリエカまで行って泊まりましょう。出来れば、プーラのＹＨがいいね。
＃ よく考えると、スプリットの町をゆっくり見ていませんでした。翌日の朝に、
＃しっかり見ないといけないと思いました。
| バス（スプリット→トロギル） | 10.00Kn |
| バス（トロギル→ザダル） | 48.00Kn |
| バス（ザダル→スプリット） | 58.00Kn |
| 教会（聖ロヴロ大聖堂の宝物殿と塔） | 10.00Kn |
| 教会（レリーフがある博物館） | 10.00kn |
| 昼食（サンドイッチ） | 3.70Kn |
| 夕食（ピザ） | 8.00Kn |
| その他 | 97.00Kn |
22:00 プーラＹＨ
今、洗濯が終わって、一段落したので、夕食を食べながら、日記を書いています。って、カロリーメイトをくわえているだけなんだけど。今回の旅行は食生活に乏しいよね。ドブロブニクにいたころは、朝を抜いても、昼を食べて、夕食は部屋で作ってもらってたけど、スプリットに来た７日なんか、朝昼カロリーメイトで、夜がマックだったし、昨日も朝は部屋のコーヒーで、昼サンドイッチで夜ピザで、今日も朝昼サンドイッチで夜カロリーメイトだから。お野菜は、４日の昼のサラダ以来まとまって食べていないかもしれない。もうちょっと健康面に注意しよう。
＃ 今回の旅行は、何かのときのためにということでカロリーメイトを４箱持っていったため、
＃それにちょっと頼りすぎたような気がします。
そういえば、スプリットのプライベート・ルームは、「朝食付きだよ」って言うので行ったのに、結局朝コーヒーが出ただけ。でも、朝シャンが出来たり、旧市街も近くてよかったね。
＃ 日本にいるときもそうだけど、朝食って面倒で抜いてしまいがちになってしまいます。
＃ドブロブニクでも、まっいいかってかんじで、朝食抜きだったし。そのために、
＃スプリットのプライベート・ルームでは、バス・ターミナルでおばさんに
＃声をかけられたときに「朝食は付くの？」って聞いたら、「付くよ」って言われたので、
＃そこにしました。どんなものが出るのだろうと楽しみにしていましたら、
＃トルコ・コーヒー（？ そこに粉が溜まっているめっちゃ濃くて、お砂糖をどっさり入れるコーヒーです）が、
＃１杯出ただけでした。クロアチア人の一般的な朝食ってどんなものを食べているんでしょうね。
＃ 朝起きて挨拶すると、そのコーヒーを作るまでの間にシャワーを浴びなさいっておばさんに言われ、
＃２日とも朝シャンをしました。ＹＨに泊まるときは、毎朝、シャワーを浴びてましたが、
＃プライベート・ルームだとなかなか浴びづらかったのですが、そう言ってくれると、気楽に浴びられますね。
今日は、完全に移動日でした。朝６時に起きて、スプリット市内をじっくり回って（カメラを持ってスプリットを回ったのは、実は初めて）、９時にはリエカ行きのバスに乗っていました。そのバスの中で、久しぶりに鶴を折ってしまいました。で、５時過ぎにリエカに着いて、６時のバスでプーラに。もう８時過ぎで、真っ暗だから、タクシーでＹＨまで来てしまいました。８人のドミトリーを１人占め。あと１人女の子がいるだけみたい。ＹＨでの触れ合いは、ちょっと無理だね。
＃ リエカへのバスで、小さい子どもが近くの席に座っていて、ちょっと遊んでしまいました。
＃せっかくでしたので、本当に久しぶりに鶴を折ってあげました。
＃ 落ち着いてから考えると、とんでもないことをしていました。普通、ＹＨが空いてるかどうか
＃確認してから行くのに、それをせずにタクシーで直行。
＃時間的にもレセプションは閉まっていたけど、運良くＹＨのお兄さんが帰ってきたところで、
＃「手続きは明日ね」って言われて、泊めてもらいました。
＃ ここのＹＨは、立て付けが悪く、すきま風が入ってきてとっても寒かったです。
＃ドミトリーの他のベッドの毛布も奪って、寝ていました。
洗濯は、貯めてしまったから大変。コインランドリーや乾燥機はないし、明日までに乾くかな？
＃ プライベート・ルームは２泊ずつしかしなかったので、洗濯を頼めなかったので、
＃さすがに下着が足りなくなってしまいました。そのために、洗面所で洗濯してしまいました。
まっ、明日は、プーラとポレシェを見て、夜行バスでザグレブに行こうか。
| バス（スプリット→リエカ） | 145.00Kn |
| 荷物 | 5.00Kn |
| バス（リエカ→プーラ） | 41.00Kn |
| 荷物 | 3.00Kn |
| タクシー（ＹＨへ） | 50.00Kn |
| 朝食（サンドイッチ） | 11.00Kn |
| 昼食（サンドイッチ） | 7.00Kn |
| その他 | 22.15Kn |
【９日の宿】
OMLADINSKI HOSTEL PULA
52100 PULA, VALSALINE 4
Tel.:052/34-595, 34-211; Fax:212-394
8:50 プーラＹＨ
結局洗濯物が乾かない。シャツや靴下はあきらめたけど、パンツは乾きそうなので、もう少し干していたいと思う。
＃ 朝食を食べて部屋に戻ると、洗濯物に日光が当たりだしていました。そのために、
＃荷物整理や日記を書きながら、洗濯物が乾くのを待っていたのです。
しかし、時間がめちゃめちゃだね、昨日は、この時間にはスプリットを見学し終えて、バスターミナルにいたんだから。それなのに、今日は呑気に日記を書いているし…。
| 21:15 ポレシェのバス・ターミナル いま、ポレシェのバス・ターミナルにいます。21:45のザグレブ行きのバスを待っています。とってもさみしいです。ポレシェの町はスプリットと違い、夜が早すぎます。20時の段階で、もう、夜モードですから。どんどん寒くなってくるので、トレーナーの上にコートを着ています。これが最高の重装備なので、これでも寒かったら、セーターでも買うしかありません。今以上重くなったら、機動力が低下しそうですが、ザグレブをベースに、軽装備のみで移動するするようにしたいですね。 今日は、プーラのＹＨから町に出てすぐ荷物を預けて、市内見学。円形劇場では、セルフタイマーのダッシュを３本もして息切れ。ちゃんと撮れていればいいけど。地下の博物館みたいなところは、松代大本営みたく、じめじめしていた。こっちの方が、全然古いよね。 この後、ポレシェへ。この町も、プーラ以上に小さくて、あっという間に回れてしまった。教会の塔は閉まっていて上がれなかった。スプリットの塔にも上がれなかったし、プーラの円形劇場も上がれなかったし、ちょっとついていないね。 |
 プーラの円形劇場
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| ってなことより、ポレシェの町の印象は、結婚式。アコーディオンとかで騒がしいから何かと思って聞いたら、結婚式だって。ずっと見ていたら、縁起物のお菓子をもらってしまった。まっ、私としては、花嫁さんよりも、かごを持っていた女の子の方がかわいいと思ったけど。 ＃ この日の日記は、 ＃ あまり観光したところの記述がなかったが、 ＃ それはこの結婚式の印象が強すぎたからだと思う。 ＃ たくさんの人が集まっているのを見て、結婚式だと思ったが、 ＃ 結婚式という英単語が思い出せなく、近くの人に ＃ 「何のフェスティバル？」って聞いてしまった。 ＃ そうしたら、「結婚式だよ」って笑って答えてくれた。 ＃ 結婚式場に入るまで見ていて、 ＃ その後郵便局などに行ってまた戻ってきたら、 ＃ ちょうど出てくるところだった。 ＃ それも見ていたら、小さい男の子が、 ＃ 結婚式の縁起物だと思われるお菓子（チョコレート）を ＃ 持ってきてくれた。すごくうれしかった。 ＃ また、カメラを持っていたお兄さんも、話しかけてくれたが、 ＃ 外国語は、イタリア語とドイツ語しかできないということで、 ＃ ほとんど会話は成り立たなかったけど、 ＃ おめでとうの気持ちは伝わったと思う。 そろそろバスが来そうなんで、女の子や言語の話は、また今度。
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| 4:30 ザグレブのバスターミナル 結局、夜行バスで着いたのは、４時前。マジで寒い。今回はジャージを持ってきていないから、これ以上厚着にならないし。でも、昼間は暑くなるよね、きっと。 今日は、予定通りオフにしましょう。旅行会社やアエロ・フロートに行ったらＹＨに行って３泊分予約かな。 昨日、書こうと思っていた言語の話から。ドブロブニクやスプリットにいたときは気にならなかったが、クロアチアってイタリアのそばなんだよね。イストリアで掲示とかを見ていると、クロアチア語、イタリア語、ドイツ語、英語、フランス語の順で書いてある。ポレシェのビストロもクロアチア語と独語の併記だったし。結婚式でお菓子をくれた兄ちゃんもイタリア語しか話せないっていってたし。地理的にイタリア語、経済的にドイツ語ってことでしょうか。ユーゴ分裂の時のアメリカの影響で、これから英語人口が増えてくるかもしれないけど。 次は、女の子の話。ローマのＹＨで会ったお姉さんがどれだけ美人だったか覚えていないけど、やっぱりクロアチアは美人多い。でも、ちょっと年上になるときつさが災いしている感じがする。でも、ショートカットにして細身のスタイルでいるとりりしいね。まっ、それ以上に、中学生くらい以下の女の子がとってもかわいい。ショートカットの子も、セミロングの子も、ロングヘアーの子もみんな。大人になると欠点に近いきつさが、この世代だと、ちょっとした生意気さになってかわいいんだね。昨日の結婚式の女の子だって、体の半分以上ありそうな長くてスラッて立ちながら、しきりに長い髪を気にしながら気取っている姿は、榎本加奈子的なかわいさかな。 |
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19:45 ザグレブのＹＨ
いま、ザグレブのＹＨにいます。っていっても、ユースとホテルの併設で、ドミトリーではなく、ホテルのダブルの方だけど。そんなわけで、今回の旅行の最高宿泊額の210Knを記録しました。せっかくの高い部屋なので、洗濯し直して、暖房をつけて乾かしています。このペースだと、明日から毎日、洗ったものを着ることが出来そうです。
今日は、情報収集後、休憩のはずだったのに、予定が狂ってしまいました。10時にツーリスト・インフォメーションに行ったら、アエロ・フロートのレコンファームの件（電話番号を教えてもらったけど、日曜で休み）と、プリトヴィチェ国立公園の件（ツアーでなく、バスでの行き方を教えてもらった）が、速攻で片づいてしまった。それなのに、ＹＨのチェック・インは２時ではなく、３時だっていうし。なんか、ただうろうろしてしていただけでした。でも、唯一目的を持って植物園に行って来た。もう、秋って感じだね。
明日は早起きして、プリトヴィチェに行って来ます。途中、戦争の跡が残ってるっていうんで、しっかり見てきたいと思います。ってなわけで、まだ８時ですが寝てしまいます。
＃ 今回の旅行もそうですが、海外旅行をしていると、早寝になってしまいま
＃す。なかなか夜出かけにくいからだと思います。みなさんは、夜、どうして
＃いますか？
| 宿代（２泊分） | 420.00Kn |
| 朝食（マック） | 23.50Kn |
| 昼食（パン） | 9.50Kn |
| 夕食（マック） | 34.50Kn |
| 荷物 | 10.80Kn |
| テレカ | 50.00Kn |
| その他 | 96.56Kn |
【11日、12日の宿】
YH Zagreb
Petrinjska 77
(01)434 962
| 18:15 ザグレブのＹＨ 今日はプリトヴィチェ国立公園に行って来ました。朝６時に起きて、７時のバスでプリトヴィチェへ。このバスは、なんとドブロブニク行きのバス。いつ止まるのかなって、ボーッとしていたら、行き過ぎそうになったけど、私の他にもう１人降りる人がいたから、どうにか降りられた。途中、戦争の跡が残っているというのは、壊れた家と真新しい家の２種類に区別されるっていうこと。よく考えれば、戦車とかが放置されているわけはないよね。改めて考えてみないと、クロアチアって新しい家の多い豊かな国だって思ってしまうかもね。 まっ、結局、9:30には着きました。『ロンプラ』や『世界遺産の本』には、３時間ってあったんで、それなりの予定で早起きしたけど、ちょっと早く着いたね。帰りは、２時間ちょっとで帰ってきたから、あの３時間って何のネタなんだろう。他の時間については、短いことが多いのにね。 で、まず、受付へ。普通俺みたいな旅行者が入ってきたら、「入場料はいくらです」って言うと思うのに「何かご用ですか？」って聞かれたので、入場料は違うところで払うと思って、「地図をください」って言ったら、「チケットに着いています」って言われてしまった。それならそうと、先に行ってくれればいいのに。まっ、ここでも国際学生証が役に立って、５０Knのところが３０Knになりました。普通のチケットは黄色なのに、学生用はオレンジでした。そこのお姉さんは親切で、周り方のコースを教えてくれました。コースは２つで、３時間のと５時間のでした。全部みたいと思った私は、５時間のコースにしました。 入り口から入って、場内のバスを待ちました。バスのお姉さんも感じのよい人で、詳しくコースの説明をしてくれました。ってなわけで、ＳＴ２からバスで、ＳＴ１に行ったのですが、そろそろ夕食に行こうと思います。続きはまたあとで。 20:40 ザグレブのＹＨ 『ロンプラ』に書いてあった「ＳＰＬＩＴ」ってレストランに行って来ました。しかし、メニューがクロアチア語、独語、伊語しかない。メニューは英語だってきついのに。結局会話集の単語と見比べて、ヒラメの焼き物を頼んだつもりだったのに、来たのはイカリングとポテトフライでした。なんで、ザグレブまで来て、どっかの飲み屋のつまみみたいなものを食べているんだろう。まっ、サラダを食べられたから、良しとしておくべきか。 プリトヴィチェ国立公園の最初の見物は華厳の滝でした。ホントはちゃんとした名前がありますが、上の湖から落ちてくるあの滝は、華厳の滝と言うしかないでしょう。その後も青緑の水の湖を見ながら、歩いたり、船に乗ったりしました。 ちょっと眠いので、いいかげんですが、プリトヴィチェってこんな感じでした。っていうより、表現しづらい美しさです。３６枚撮りで３本も使ってしまいましたから。
【プリトヴィチェ国立公園の情報】 |
 プリトヴィチェ国立公園の絵はがき
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追記 2009年９月14日（月）東京新聞朝刊７面より
新聞記事によると、地球温暖化による気候変動によって、以前よりも降水量が少なくなり、水面が数十センチ低下した場所もあるそうです。紛争の傷跡が癒えたと思ったら、今度は、気候変動のために、自然遺産としての存続にも脅威となっているようです。
6:00 ザグレブのＹＨ
今朝は、ゆっくり寝ていようと思ったのに、２時くらいの隣の部屋のうるささで目が覚めて、熟睡できなかったので、起きてしまった。でも、９時には寝たから、９時間近くは寝ていたけど。
今日は最終日だけど、さっきまで雨音がしていた。最後になって傘で行動っていうのはヤダね。ザグレブ見学をしながら、おみやげを買っていきましょう。
7:00 ザグレブのＹＨ
シャワーも浴びたし、荷物も積めたし、あとはホテルを探してチェックインするだけだ。どっかで、朝食も手に入れたいし。
昨日のプリトヴィチェの話ももう少し書いていきましょう。コースは、全体的に水辺を歩いているので、滝の落差の分の上り下りしかないです。イメージ的には、尾瀬と御嶽山のハイキングって感じかな？子供連れでも、十分楽しめるハイキングコースということで、水の上に板を渡してあって、そこを歩いたりするけど、尾瀬のように進行方向に平行に置かれているわけでなく、京都の川床のように垂直に置かれていました。その下を水が流れて滝に落ちていくので、なかなかの迫力です。
あと何団体（３〜４つくらいかな）のツアーの観光客にも会いました。クロアチアの大手旅行会社のＡＴＬＡＳが主催しているようです。ドイツ人のツアーにも合いました。ザグレブやスプリットから日帰りできるので、お手軽なコースですね。
国立公園内のまわり方ですが、ツアーの人たちのような標準の３時間コースが、
ＳＴ２→（バス）→ＳＴ１→（歩き）→Ｐ３→（船）→Ｐ２→（歩き）→ＳＴ３→（バス）→ＳＴ２
ってコースで、ほとんどの見所が回れてしまいます。これが４時間コースだと
ＳＴ２→（バス）→ＳＴ１→（歩き）→Ｐ３→（船）→Ｐ２→（歩き）→ＳＴ４→（バス）→ＳＴ３→（バス）→ＳＴ２
ってなって、ＳＴ４っていう上の湖の方までいくわけです。Ｐ２からＳＴ３までで見る滝を上から眺められるというお得なコースです。しかし、歩いていると、時間より早く着きそうだし、Ｐ２からＳＴ３までも見たいと思ったので、バスをＳＴ３で降りて、ＳＴ３からＰ２まで歩いて、Ｐ２からＰ１（ＳＴ２）まで船というコースを考えました。ホントに美しくておもしろかったね。
プリトヴィチェ国立公園のチケットの中の地図
ところが、よく考えてみると、ザグレブに帰るバスの手配ができていません（あえて考えないようにしていたのかもしれませんが）。『ロン・プラ』にもバスが満車だと乗れないって書いてありましたし、バスの時間は受付に聞いても「30分に１本くらい」としかわからないし、ずっとバス停で立っていました。１台目のバスは、満車だったのか、無視されてしまいましたが、30分近くしてからきたバスにうまく乗れました。あのまま帰れなかったら、どうしようかと思いました。
まっ、プリトヴィチェの話はこんなところでしょうか。7:30なので、朝食を買いに出撃しましょう。
8:30 ホテルセントラル
最後の夜をリッチに過ごそうと、ＹＨのホテルから駅前のホテルセントラルに移りました。320Knと最初の頃の１日分の生活費に相当しますが、朝食やテレビ付きなので、いいでしょう。でも、バス付きっていうから湯舟があると思ったのにないし、トラムの音が騒がしいかな？でも、明日は早起きだし、いいよね。そろそろザグレブの町に出かけましょう。
| 16:45 ホテルセントラル 休憩しに一時帰還です。っていうより、トイレをしに来たんだけど。さっきドブロブニクで一緒に泳いだロシア人の兄ちゃんにあった。彼もあいかわらず、ロシア語onlyで、会話するのが大変だった。 で、今日の報告。今日は、駅前の通りを歩いて、イェラチッチ広場へ。そこから旧市街に入り、聖ステファン教会へ。青果市場を通って、石の門を見て、聖マルコ教会へ。ゴシック様式かなんか知らないけど、あのカラフルな屋根はすてきだね。 市立博物館は英語の表示があってわかりやすかった。まだ、新旧ユーゴに対して言及されていない。まだ歴史になっていないのかもね。その後、自然史博物館（Natural History Museum）に行ったけど、最初は国立歴史博物館（National History Museum）と勘違いしていた。その上、入場料の７Knを細かいお金を持っていなくて払えなかったので、持っていた小銭全部でまけてもらった。どこかの研究機関らしくて、学生が係員をしていた。始めの海の生き物は写真が多くてつまらなかったけど、鉱物や陸の生き物はおもしろかったよ。っていっても、専門的な知識がない上に、クロアチア語の説明ではまったくわからなかったけど。歴史博物館はあんまりおもしろくなかった、市立博物館におもしろいものを全部持っていかれたみたいだね。 |
 聖マルコ教会 |
20:00 ホテルセントラル
今日は、ザグレブ市内を見学しただけでなく、おみやげも買った。おもしろかったのは郵便局。駅前の郵便局では、「おみやげ用の切手が欲しい」っていったら、「ポスト・レストランの窓口に行け」って言われるし、広場の近くの郵便局では、おみやげ用の切手の窓口があって、それ用の切手が売っている。ホントに楽しい買い物だった。
＃ ポレシェから絵はがきを出すときの切手が、２枚組みの恐竜の切手の片割れで、
＃セットで欲しくなって聞いたら、「もう片方は売り切れ」って言われてしまったので、
＃今回の旅行のおみやげは、切手にしようと思っていました。
＃ ザグレブの街には大きな郵便局が、駅前と広場の近くにあるので、
＃まず駅前の郵便局に行き、切手の窓口に行きました。
＃ 私 「切手ください」
＃ 窓口「いくらですか？」
＃ 私 「あるのを見せてください」
＃ 窓口「？ どこに出すんですか？」
＃ 私 「おみやげにしたいんです」
＃ 窓口「それだったら、
＃ あっちのポスト・レストランに行ってください」
＃っていうことで、ポスト・レストランの窓口に行って、いろいろな切手を見せてもらいましたが、
＃欲しかった恐竜の切手はありませんでした。
＃ そこで、広場のそばの郵便局に行き、切手の窓口で「おみやげ用の切手が欲しい」
＃と言ったら、おみやげ用の窓口を教えてくれました。
＃ クロアチアにも記念切手の収集家がいるのか、記念切手が記念のシートに貼られているものも
＃売っていました。
＃ 恐竜の切手と、動物好きの父のためにオオカミの記念シートを買ってきました。
＃ あと、この窓口で、日本に手紙を出すというおじさんにあって、
＃「この住所の書き方で日本に届くか？」
＃って聞かれたので、宛名書きを確認しました。
＃ そんな会話をしたために、恐竜の切手を買うときとか、
＃ほかの切手を見せてもらうときなど、通訳をしてもらってしまいました
＃（っていっても、私の英語をクロアチア語にしてもらっただけですが）。
| 朝食（パン） | 3.50Kn | |
| 昼食（レストラン） | 83.00Kn | |
| 夕食（レストラン） | 62.00Kn | |
| 市立博物館 | 10.00Kn | |
| 自然史博物館 | 7.00Kn | 未満 |
| 歴史博物館 | 5.00Kn | |
| 芸術工芸博物館 | 10.00Kn | |
| おみやげなど雑費 | 199.86Kn |
【13日の宿】
Central Hotel
Branimirova 3
(01)425 777
| 5:50 ホテルセントラル とうとう今日は帰国する日。 昨日の話の続きだけど、広場近くの郵便局では、発行年ごとのセットや記念スタンプの押してあるのとか、切手コレクターが好きそうなものだ多い。そういえば、ポレシェの郵便局で、イグアナドンの切手のシートが欲しいって言って、何のことが理解されたのは、クロアチアにも切手コレクターが多いのかな？ 今、ＣＮＮを見ているけど、コソボ情勢が悪化しているようだ。日本に帰ったら、いなかった間の情報整理に追われそうだね。 16:20 モスクワの空港 今日は今のところ、２時間損した。機内で２時間時計を進めたからだ。さらにあと５時間損する予定。行きと違って同日乗換だからね。 ってなわけで、行きに朝食をもらえなかったレストランにいます。朝食券は緑だったけど、昼食券は青いです。昼食券までおみやげになってしまうでしょうか。それとも食べることができるでしょうか？ドキドキです。 それにしても薄暗いのはあいかわらずですね。ヒゲのお兄さんによれば、小汚いのをごまかすための必要な措置なそうですが、それもわかる気がします。しかし、共産主義から資本主義に移行したのだから、もっと客のことを考えて欲しいけど。 でも、アエロ・フロートでモスクワでトランジットの時、ただで食券が手に入るのをみんな知っているのかな？FEUROでも読んだことがないけど、わざわざ書く必要がないほど有名かな？ 今、おばちゃんに、もっと出入口の方に移れって移動させられたけど、まだ来ませんね。だんだんレストランの実況のようになってきました。ホントにさっさと配ってしまった方が、効率がよいと思うのですが。まっ、今日は前回と違って、２時間以上も待っていられます、さて、食べられるでしょうか？ |
 クロアチアの天気予報です。 見えづらいのですが、クロアチア国内だけでなく、 ボスニアのクロアチアの影響下の地域の天気も 載っています。 |
17:20 モスクワの空港
やったー。初めて食べられました。さっき16:45に昼食が配給されました。今日は30分かからなかったですね。メニューも、お肉とご飯、パン、イカサラダ、ポタージュスープ、リンゴジュースと、普段の昼食よりリッチ。ピロシキが２、３個配られるだけと思っていたのに、こうなると、この前の昼食も惜しいことをしたね。
食べ終わってから、空港をうろうろしていたら、日本人の団体がいました。ＪＡＬで日本に帰るようでした。ザグレブの空港でも日本人のツアーを見たんだから、ロシアじゃもっと見ても当然なのかもしれないね。
そういえば、昼食券のことで、わくわくしていて忘れていたけど、ザグレブの空港で荷物を無理矢理預けさせられてしまいました。チェックインの時「預ける荷物は？」って聞かれたんで「ＮＯ！」って言ったのに、「その荷物をここに置きなさい」って言われて持って行かれてしまいました。こう日記を書いている間も、カバンがピンチにあっていると思うと心配になってしまいます。
10月18日（日）
帰ってきてからもう何日も経っているよね。今日はバイトだし、明日から授業だし、日常的な生活が始まって行くね。
モスクワから成田までの飛行機は、横になれた行きとは違って、ほぼ満席。混んでいて大変だった。
成田の第二ターミナルは、きれいで広くて入国審査も混まないし、すごく便利でした。でも、入国審査官が、今回の出国スタンプの隣に押さないもんだから、税関でいろいろ言われてしまった。３年で５回ってそんなに多い数だと思わないけど。
＃ 上にスタンプがあるので、見てくださいね。
ザグレブで預けた荷物は無事に出てきました。ホッと一安心ですね。いつもは結構待たされる荷物も、早く出てきました。
成田では、お母さんともすぐ会えてスカイライナーで帰ってきました。
